ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

今日は、メルマガ読者から質問が来ましたので
シェアしたいと思います。

 


Q:自分は小さい頃から「心配性」であり、
どちらかというとネガテイブに物をとらえる
くせがあると改めて感じました。

 

少しでもネガテイブに考えずに済む
思考の持ち方・考え方など
教えていただけたら嬉しく思います。
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まず、私はネガティブを
完全に治そうとしなくても

いいと思うんですね。

 

ネガティブでも、
いいところはたくさんありますよ。

 

慎重だったり、
失敗が少なかったり、、、、。

 

セッションをしていても、
よくこのような、

 

「性格を治したい。」

 

と、相談をされることがあります。

 

でも、「今の性格を治そうとしなくても、

いいですよ~」

と、言うんですね。

 

ならば、どうすればいいのか。

 

”治すというより、
バランスをとって

より良くしましょう。”

 

と、お話しています。

 

ネガティブすぎるところは、
ちょっと減らしたほうが

いいかもしれませんね。

 

心配性とは、そもそも、
「~になったらどうしよう・・・。」
と、いう未来の妄想をいいます。

 

心配することは、

悪いことではありません。

 

なので、必要な心配は

そのままにしておいて、

無駄な心配をすることを

なくしていけばいいんですね。

 

よくする心配なことを、

一度紙に書き出して、
見てみましょう。

 

紙に書くと、不思議なことに、

 

”自分以外の誰かのこと”のように、
客観視することができます。

 

そうやって落ち着いて人ごとのように
見ることで、必要な心配か、

 

ただの心配しすぎか

わかりやすくなると思います。

 

あと、可能であれば、
誰かに、意見を聞くこともいいでしょう。

 

そうやって、

自分の思考のクセを知ることが
大切です。

 

次は、いつもの心配性が出てきたら、
心配グセを治していきましょう。

 

くれぐれも、

「心配してはいけない。」と、
思わないこと。

 

余計に心配事が

気になってしまいます。

 

「心配のしすぎは、必要ないよね。」

 

それぐらいで、

思うようにしてみてくださいね。

 

何事もバランスが大切です。

 

クセを治すのは、

時間と回数が必要です。

 

長期戦で構えて、何度も繰り返す。

 

それで、治っていきます。

 

筋肉と同じで、思考も鍛えられます。

 

多くの方は、それを知らないので、
「性格だから仕方がない。」と、
すぐに諦めますが、

 

何度も繰り返せば、変わっていきます。

 

変わらないというならば、

人は全て生まれたままの
性格のはずです。

 

あとは、元々、心配性の部分も
あるかもしれませんが、

不安障害の症状でもあるんです。

 

余計な心配が出たときは、

 

「ああ、これは症状が

そうさせているんだな。」

 

と、思うことも大切ですよ。

 

心配性と言いますが、

慎重で、思慮深くて、気配り上手は
あなたの大切な長所です。

 

無駄な心配グセだけは治して、

長所は伸ばしていきましょうね。

 

私は、”変化できること”が、
人間の最大の長所だと思っています。

 

「俺も変わったほうがいいよな、、、、。」

 

なんて、セッションしていると、

よく思います。^^;

 

 

頑張りましょう、お互いに。

 

 

最後まで、

読んでいただきまして、

ありがとうございました。

 

 

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!