ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

あるクライアントさんが

私にこう話してくれました。

「先生、口角を上げると

気持ちが晴れると聞きましたが、

ネットで調べたら、

鬱の人が口角を上げ続けたら、

悪化したってありましたよ」

どこかの心理学者が実験した

結果らしいです。

どの程度、信憑性があるかは置いておいて、

なかなか興味深いデータですね。

このお話が正しいと仮定して

考察してみましょう。

私は以前、投資会社の営業マンの

心のケアに携わっていたところ、

この方法を用いて一定の結果を

出すことができました。

パニックの方や自分自身でも試して、

口角を上げることで気持ちが晴れるのは

正しいと思っています。

では、なぜ鬱の方が悪化したと言う

データもあるのでしょうか?

それは、口角を上げて

何を思っているかの違いだと

思います。

実験に携わった方が、

口角を上げることの意味を

きちんと理解して、

納得の上で試したのでなく、

ただ協力しろと言われただけならば、

「なんだか苦痛だな」

多分、こんな感じでは

ないでしょうか?

これは、すべての対処法に関して

言えることです。

人間は心と行動が伴わないと、

良い結果は出ないし、

心も体も余計に疲れてしまいます。

なので、この場合は、

口角を上げる意味を知り、

前向きな気持ちで行った人と、

面倒だけど、言われたので、

やってみた人では結果が異なるのは

当たり前ですよね。

いかがですか?

これは病気の治療だけでなく、

日常の生活にも言えますよね。

仕事も、家事も、心を込めて

やろうと思うことで

パフォーマンスが上がります。

何事も気張らず、無理せず、心を込めて

やっていきたいですね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!