ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

あなたは、パニック障害で、

行けなくなったところは

ありますか?

また、どんなところに、

行けるようになりましたか?

発作によって

行けなくなったところに、

少しずつチャレンジするのが

行動療法ですが、

一度行ったら、「もう大丈夫」と

思える人もいれば、

何度行っても、

「発作が起きるのではないか」と、

思う人もいらっしゃいます。

クライアントのTさん(37歳 女性)は、

渋滞がとても苦手です。

でも、対処法を使いながら、

ドライブを楽しめるように

なりました。

最初は、道路が空いている時を

狙って行きましたが、

慣れてきたので渋滞にも

チャレンジすることに

しました。

渋滞にも慣れてきたTさんは、

自信が付いたので、

しばらく実践をお休みしました。

ところが、用事ができ、

久しぶりに渋滞時間に

車で出かけることに

なったんですね。

するとTさんは、

「先生、またあの嫌な感じを

経験するかと思うと、

行く気がしません。」

そうおっしゃるんですね。

なんだかもう、

発作が起きると

決めつけているようです。

パニック障害のクライアントさんは、

自分が恐れや不安を感じている

場所や状況で、

“パニック発作が起きる確率を、

通常より高いと感じてしまう。“

と言う思考のクセを

持っています。

Tさんは、渋滞に巻き込まれても、

発作が起きなかった経験を、

何度もしています。

その成功体験を、

すっかりないものとして

しまっているんですね。

要するに、

“発作を怖がるあまりに、

行けないと決めつけて、

過去の成功体験をないものに

してしまっている。“

と言えるのですね。

Tさんにそのことをお伝えすると、

「そうですね。

決めつける必要はないですよね。」

結局Tさんは、行ってしまえば、

何事もなく用事を済まして

こられました。

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成功体験をうまく自信に

繋げられると、

認知が変わります。

それには個人差がありますが、

あなたは、

変わりやすいですか?

変わりにくいですか?

どちらにせよ、

怖いという感情に振り回されて

ばかりでは、

せっかく頑張ったのに、

とてももったいないです。

良い開き直りをもって、

行ってみれば、

きっと良い結果が待っていますよ。

努力は必ず報われますからね。^^

さぁ、今日はどこに

小さな1歩を

踏み出しましょうか!

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!