ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。あなたも、このブログを参考に、苦手な事にチャレンジしていると思います。私は、横井式認知行動療法をお伝えしていますが、改善率97%の高い確率で結果を出せています。(定期的にセッションを受けて、改善傾向が見られた方の数値です。)でも、多くの方が必ずぶつかる壁があります。それは、“やりたいのに、どうしてもできない。”あなたも、経験があるのではないでしょうか?今日は、どうしてそうなるのか、脳の仕組みについてお勉強です。あなたの参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでください。————————————————-例えば、「電車に乗れるようになりたい」と、思ったけど、いざとなると怖くてどうしても乗れない。なぜならば、パニック発作を経験した恐怖が忘れられなくて乗れない。そんな状態ですね。これを繰り返すと、余計に乗れなくなってしまいます。こういう時、脳内ではどんなことが起きているのでしょうか?これは、顕在意識と潜在意識で説明することができるんですね。意識と言うものを100とすると、顕在意識は10で、潜在意識は90の割合だと言われています。「電車に乗れるようになりたい」と言うのは顕在意識で考えたことです。では、潜在意識で何が起こっているかと言うと、「でも、怖いからやりたくない」と、感じています。潜在意識の影響力が90なので、顕在意識より力が強いです。なので、電車に乗りたくても乗れない状態になっても仕方がないといえます。パニック発作の恐怖が、潜在意識に焼き付いてしまっているんですね。そして、何度もチャレンジしているのに駄目だった経験を繰り返していると、「やっぱりダメなんじゃないか」が、どんどん潜在意識に送り込まれます。なので、余計にできなくなっていくんですね。なんとなくでいいので理解できましたか?「じゃぁ、何やってもダメなんじゃないですか?」そう、思うかもしれませんが、そんな事はありません。次回のブログで、乗り越える方法をお伝えしますね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 怖くてできないのはなぜか?【理論編】