ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。あなたは、精神疾患の診断を受けた人の数は、日本に何人ぐらいいると思いますか?チッチッチッ、、、、。なんと400万人、30人に1人といわれています。実は、どんどん増えていて、もっと多いなんて話もあります。多くの方は、精神科や心療内科に通っているのですが、どうしてそんなに治らないのでしょうか?その一つの理由として、私が感じているのは、“表面的な症状ばかり見ているから”だと思うんですね。要するに、なぜ、その症状が出たのかを見ないんです。今日は、日常生活と症状の関係についてお話ししたいと思います。——————————クライアントのBさん(28歳 男性)は、パニック障害に苦しんでいました。薬を飲むのは嫌だったので、ネットで私を見つけて、メルマガを読んでから、セッションの申し込みをされました。最初は、強い予期不安と、胸の苦しさ、乗り物恐怖に苦しんでいましたが、回復していき、高速道路も一人で乗れるようになってきたところ、「最近、胸が苦しくなることが増えました。」と、おっしゃいました。「もう、セッションも卒業かな?」なんて、喜んでいたところだったので、Bさんは、落ち込んでしまいました。でも、原因があるから、結果があるので、「なぜ、症状が出たのか?」を、しっかり見ていけば、大丈夫なんですね。Bさんは、最近、彼女ができて、結婚しようと思っていました。そんな時、職場の経営不振が表面化して、先行きが不安になってしまったんですね。高校を卒業して、なんとなく今の職場で働いていたBさん。初めて、将来のことを真剣に考えて、不安になったそうです。「このままでは、結婚できないかも、、、。」なので、セッションでは、Bさんの特性、やりたいこと、将来のビジョンなどを伺って、思い切って転職することにしました。そして、転職して半年後、彼女と同棲して、生活が落ち着いたのを見計らってセッションを卒業しました。3か月後には入籍して、1年半後には、かわいい赤ちゃんの写真を送ってくれましたよ。——————————-症状が出た→再発した→薬を増やすなどをしていたら、Bさんは、まだ投薬治療をしているかもしれません。もし、あなたも、「最近、調子が悪いかな。」と、思ったら、「無理していないかな。」「悩んでいないかな。」「自分癒しできているかな。」そんな風に、あなた自身に気を配ってあげてくださいね。優しい心配りが、一番の薬ですよ。^^最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 なぜ、病院で心の病が治りにくいか?