ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、Oさん(27歳 女性)とセッションを行いました。Oさんは、今週末、念願のコンサートに行きます。「このために、セッションしてきたようなものですからね。」今から、不安と緊張、そして期待感でいっぱいです。そして、今回一緒に行く、親友たちも、「私たちがついているから頑張ろうね!」そう言って、サポートしてくれています。セッションを始めた当初は、電車にも、乗れなかったOさん。でも、今は片道一時間半の道のりも、行けるようになっています。友達と、「この病気を絶対に治してコンサートに行くから!」と、約束していたので、このコンサートが、治療のひとつの節目になりそうです。いつものように、きちんと計画と対策を立てて、何が起こってもいいように準備しました。そして、最後に私がこういったんですね。「今回のコンサートを成功させる一番のコツをお伝えしますね。」「それは、”リラックスして、楽しんでくること”ですよ。」脳の誤作動から不安物質が出るのがこの病気です。なので、不安物質を抑えてしまうようにリラックスして楽しむことを心がけるように、お伝えしました。そして、コンサートの当日になりました。意気込みすぎたせいか、Oさんは、何度も症状が出そうになりましたが、親友たちが、励ましてくれたり、落ち着くように一緒に深呼吸してくれたり、楽しい話をしてくれたり。なので会場についてからは、ほとんど症状も出ず、心の底から楽しむことができたそうです。終わってから、いただいたメールにこんなことが書いてありました。「やっぱり、頑張ってセッションをしてよかったです。本当に楽しくて涙が出ました。」「楽しむことの大切さがわかりました。」「怖がってばかりではダメですね。友達にも感謝しています。」そうですね。でも、楽しめたのは、Oさんが、今まで頑張ったからですよ。^^——————————–パニック障害の治療は、症状をいかに乗り越えるかが大切になるんですね。なので、楽しんで症状を乗り越えれば楽しむことが治療そのものです。Oさんは、逃げないで行動したから楽しむことが症状を抑えるコツだと言うことを掴んだんですね。努力は必ず報われるのが、この治療です。そんな楽しめる努力ならやったほうがいいと、あなたは思いません?これからも、楽しみながら治療していきましょうね。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害 症状を抑える秘訣とは?