ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、Aさん(31歳 女性)が、セッションで、こんなことをおっしゃっていました。「先生、どうしても不安感にとらわれてしまうんですけど、、、、。」Aさんは、不安症の方で、特に夜、不安になってしまいます。私は、Aさんに、「不安を消そうとしていませんか。」と、伺うと、「はい。嫌だから早く消えて欲しいと思っています。」とのこと。じつは、これでは逆効果なんですね。ネガティブな感情についてたいてい当てはまるのですが、”消そうとすると、逆に大きくなります。”「えっ、意外だわ。」そんな声が聞こえてきそうですね。なぜならば、”消そうとする=怯えの心理”だからです。これでは、不安感に恐怖感を上塗りしているようなものなんですね。では、どうしたらいいかというと、まずは、”認めて受け入れること。”不安感の症状の方は、”脳の誤作動により、不安を感じるホルモンがたくさん出やすい状態です。”なので、”不安感⇒消してしまいたい”ではなくて、”不安感⇒落ち着いてみよう”と、いった感じで、ゆる~くやってみてください。認めて受け入れるコツは、声に出すといいですよ。「不安だけど、落ち着いてみよう。」こんな感じでもいいし、ご自分のしっくりくる言葉でいいと思います。落ち着くことによって、不安を感じるホルモンは出にくくなります。まずは、楽な感じで背筋を伸ばして、ゆっくりと、呼吸を深く整えてみる。そして、不安で辛くなっている自分に、「これは、脳の誤作動だから、落ち着けば、消えていくよ。」と、くり返し語りかけてください。そして、肩、首、背中、腕をという具合で、体の力を抜いて、”症状に身をゆだねてください。”慣れてくると、不安感が、フッと消えていくようになります。不安感に襲われたら、くり返しこれをやってみてください。うまくいったり、ちょっと手こずったりすることもあるかもしれませんが、だんだん症状を消せるようになってきますよ。私も、これはやっています。私は、症状としてあるわけではありませんが、ネガティブな感情が暴れようとした時には、深く呼吸を整える。↓感情を受け入れる。「不安だな~」と、口に出すのも落ち着きますね。↓今、やることを決める。↓行動に移す。↓落ち着いてくる。これをやっています。病気の症状でも、普通の不安な気持ちでも基本は同じです。——————————–ネガティブな感情には、振り回されず、戦わず、落ち着いて受け入れる。——————————–ぜひ、試してみてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安とうまく向き合う方法