ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、Iさん(44歳 女性)が最近の実践についてこのようにお話しをされたんですね。「今週の実践は失敗でした。最近うまくいっていたのに、、、。」少し、落胆している様子で元気がありません。Iさんは、電車が苦手で克服するために頑張っています。3回連続で乗っている時間を伸ばすことができていたのですが、今週は気分が悪くなり下車したのでした。こんな時に、落ち込むIさんの気持ちはよくわかるんですね。でも、私からすると、”大丈夫、極めて順調”と、言えるんですね。なぜかというと、ドンドン実践しているときは、結果も大事ですが、行動をし続けたことが重要です。行動しているからこそ、いろんな結果が出る。頑張っている証拠なんですね。認知行動療法の暴露療法は、発作に”晒して心と体を慣れさせる”治療法なんです。だから、自転車と同じです。転んでも、倒れてもOK。転ばずに乗れるようになった人は見たことがありません。—————-転ばないことより、練習し続けることが大切—————-なんですね。なので、調子が悪いときがあって当然。だから”大丈夫、極めて順調”と、言えるわけです。このように頑張っている方にお伝えする言葉があります。それは、——————————-症状に囚われてはいけない、良い結果にこだわりすぎてもいけない。——————————-と、言う言葉です。治療を始めた時は、つらい症状にとらわれがちです。ですが、自信をつけ始めているときは、つらい症状を乗り越えられてきているので良い結果を求めすぎるんですね。気持ちはわかりますし、そう思うのも当然だと思います。でも、思うような結果が出ない時に、不安になり、マイナスのスパイラルに入ることはもったいないんですね。なので、”実践は淡々とやり続ける。””結果に一喜一憂しない。”この気持ちが大切なんですね。あなたは、思うように症状が治まらなくて落ち込んだことはありませんか?誰でもあると、思いますが、それは、あなたが一生懸命頑張っている証拠です。大丈夫、自転車と同じです。やり続けることで全てが報われます。うまくいかない時があっても、安心してパニック障害を治療してくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
|
---|
パニック障害 認知行動療法 囚われてはいけない二つのこと