ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、脳科学の先生と食事をしていた時に聞いた話です。この先生は、脳の可能性について面白い話をしてくれたんですね。ドイツの中年男性の話だそうですが、自動車事故で脳の三分の二がなくなってしまったそうなんです。もちろん意識もなく、体の機能も失われ、寝たきりの植物状態です。そんな中、ずっと家族が看病をしていたんですね。なんとか意識を取り戻して欲しいと願いを込めて。すると、何年か経って少しずつ生体反応が戻り、意識が回復してきました。そして、意思の疎通ができるようになり、体も少し動かせるようになりました。普通、脳の三分の二が失われたら生きていても一生植物状態だと思いますよね。それがなぜ、回復していったかというと、一つ分の脳の力を残った脳が出せるようにシナプスを繋ぎ治したんですね。(シナプスとは、簡単に言うと、脳に情報を伝える神経細胞のことです。)私は、とても驚いてしまいました。確かに珍しいケースであることは間違いないらしいのですが、なぜ、こんな奇跡が起きたかというと、その理由はどう考えても、——————————家族の愛情と、自分の意思——————————と、しか考えられないそうです。まず、ずっと献身的に看病を続けた家族は、いつも語りかけて、手を握ったり、頭を撫でたりしたそうです。すると、ある日反応が起きたんですね。先生曰く、「家族が常に刺激を与え続けたことで、反応し、本人も生きたいと強く願った。」としか、思えないそうです。現在この方は、車椅子で散歩に出られるようにまで回復したんですね。————————————自分の意思次第で脳の力はものすごく発揮されます。なので、不安に負ければ脳も不安になるし、不安に勝てば脳は安心してくるんですね。要するに、自分次第なんだなと感じたお話でした。あなたは、症状が辛い時、つい不安に負けそうになると思います。そんなときは、この話を思い出して症状を追い出してくださいね。あなたが、不安に負けないように頑張っていくこと。そうすれば、必ず症状は、改善されますよ。なかなかできないときは、このメールに返信してください。どうすればいいか、お伝えしますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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奇跡を起こす二つのもの