ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、セッションを受けたYさん(32歳 女性)のお話です。Tさんは、電車が苦手になってしまいました。なので、私のセッションを受けて苦手な電車を克服しようとしています。そして、電車で30分ぐらいのところなら、大丈夫になりました。でも、ある日のセッションで、「今度二駅先で、知人と会うことになりました。緊張します。」と、おっしゃるんですね。もう30分ぐらいなら大丈夫のはずですが、何故二駅が緊張するかというと、、、、、。「いつもは○○線ですが、今度の△△線は、初めて乗るからです。」と、おっしゃるんですね。詳しくお尋ねしても、行き先が違うだけで、同じような在来線です。「でも、緊張するんです、、、。」Yさんは、こうおっしゃるんですね。——————————このように、少しの状況や環境の変化に緊張する方は、少なくありません。でも、これはズバリ言って、”症状からくる緊張感”なんです。なので、”余計な緊張感”と、いってもいいでしょう。こういう時は、今、何故緊張をしているのか、”紙に書き出すといいでしょう。”すると、「久しぶりに乗るから。」とか、「発作が起きてから、初めて乗るから。」などの、特に大きな理由は、見つからない場合が多いです。だからYさんは、”症状によって、余計な緊張感を大きくさせられていた。”と、言えるんですね。———————————-「Yさん、最初は○○線でも、全く乗れませんでしたよね。」「でも、今は随分乗れるようになりましたね。」「どうやって乗れるようになったのか、振り返るといいですよ。△△線も同じ要領ですよ。」そう言うと、Yさんは、「そう言われれば、そうですよね。落ち着いて頑張ってきます。」そう笑顔でおっしゃったんですね。———————————–今回のYさんのようなケースでも、慣れるまでは、頭の中で、”余計な緊張感”だと、理解していても、緊張はすると思います。でも、ここは、とてもいい”学びのチャンス”なんですね。あなたも、きっと苦手なことを乗り越える”コツ”が、得られると思いますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害 でも、緊張するんです、、、。