ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、セッションを受けたUさん(37歳 女性)は学校の行事が苦手で困っています。お子さんの父兄会などで、学校に行かなくてはならなくても怖くていけません。5年前、参観日の時に強い動悸に襲われてから、学校が怖いんですね。これは、学校の行事に対する”恐怖症”だと思います。「5年前に起きたことを未だに怖がる必要、ないんじゃない?」ご主人にそう言われる時もあるそうなんですが、Uさんからすれば、”怖いものは、怖いんです。”だから、病気だと言えるんですね。でも、大丈夫です。安心してくださいね。^^まずは、学校が苦手だと言う”原因”を掘り下げて、対策を立てていきます。↓逃げられないからとかですね。そして、発作を怖がらなくてもいいということを理解してもらいます。↓発作は必ず治まるからとかですね。でも、簡単には、恐怖心はなくなりませんよね。なので、今度は行動を積み重ねて恐怖心を緩めていきます。やり方は、人によって様々ですが、—————————–コツコツ、丁寧に何度でも”ちょっと頑張る”を繰り返すこと。—————————–そうすれば、必ず慣れてきます。Uさんに、「まずは学校に行くところから始めてみましょう。」「少し頑張って行けるところまで、行くだけでまずは十分ですよ。」すると、治す決心がついたように頷いてくれたのでした。—————————-広場恐怖は、苦手なことに対する恐怖心が、とても強いです。でも要するに、—————————–自分で不安を作り出している—————————–と、いうだけのことです。Uさんも、学校で発作が起きたのは、実は一度だけなんですね。でも、あまりにも怖かったので、「学校では、発作が起きる。」と、自分で決め付けてしまっている。これはUさんもわかっていることです。でも、怖いので、”小さな一歩で少しずつ慣らしていく”そうすると、怖がる必要はないと、————————心と体が慣れてきます。————————人によっては、ゆっくりですが、必ずそうなります。すると、普通に学校の行事に参加できるようになってくるんですね。あなたも、苦手なことに挑戦するときは、恐怖心との戦いだと思います。でも、”ちょっと頑張る”ぐらいの強度でコツコツ挑戦し続けてくださいね。すると、ゆっくりと恐怖心が緩んでくるのがわかりますよ。”小さな一歩で少しづつ慣らしていく”これを忘れないでくださいね。^^最後まで、読んでいただきまして、
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認知行動療法 自分で作り出している恐怖を克服する方法