ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。パニック障害のクライアントさんが、よく苦手になる車の運転。今日は、そんな運転の克服に、大きく一歩前進したお話しをお伝えしますね。よろしくお願いいたします。—————————–クライアントのTさん(40歳 女性)は、車の運転が一番苦手でした。渋滞やトンネルの圧迫感や、右折の時の緊張感が大嫌いで、一時期は運転を避けていましたが、コツコツ頑張ったおかげで、普通に運転できるようになりました。でも、ちょっと気になっていることがあるんですね。それは、、、。【誰か乗せることを避けている。】余計緊張するので、つい、避けてしまうんですね。そうしている自分には、自分でも気が付いていました。でも、あまり人を乗せる機会もないので、スルーしていたんですね。でも、ある日、「急用があるので乗せていって。」と、お母さんから電話がかかってきて、しかも、お父さんも一緒とのこと。Tさんは、一瞬、「用事があるって、嘘つこうかしら。」なんて、思いましたが、勇気を振り絞って、行くことにしました。「何かあっても、横井先生に連絡すれば、どうにかなるわ。」そんな風に、開き直っていったところ、少し緊張したぐらいで、何事もなく終わったんですね。「久しぶりに会った両親が、いろいろ話しかけるんで、夢中でした。」「おしゃべりできてよかったです。」このように、“症状にとらわれない”と、あっけないぐらいに、何事もなく終わってしまうもんなんですね。「気にしなければ、大丈夫なんですね。」そう、笑って言うTさん。小さな勇気が大きな経験を、プレゼントしてくれましたね。—————————–怖いことを、避けてしまうことで、自分を責めてしまうことって、あなたは、ありませんか?そんな必要は、全くありませんよ。でも、自分を俯瞰で観察して、避けている自分に気づくことは大切なんですね。そんな自分に気づいたら、適切なタイミングで、乗り越えるチャンスは、必ずやってきます。そんな時に大切なのは、ちょっと勇気を出すこと。「何とかなるかなぁ~」「何かあっても、まあいいや。」そんないい開き直りが、素晴らしい結果を作り出しますよ。あなたも応援しています。頑張って。^^最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 苦手な運転を乗り越える大切なこと