ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

あなたは、

一番の対処法って、

何を思い出しましたか?

今日は、

【自他ともに認める頑固者】の、

Gさんの事例をシェアしますね。

Gさんは、65歳の誕生日から、

セッションを始めました。

工務店の社長で、

大工の棟梁でしたが、

パニック発作で現場に

行けなくなって早10年。

もう、半分引退のような

ものでした。

工務店は息子や部下が

やってくれるので大丈夫ですが、

パニック障害で

ままならない日々に

嫌気がさしていました。

でも、いざ治療になると

「出来ない。」「発作が起きるから嫌だ。」

と、なかなか進みません。

LINEでサポートしようとしても、

「スマホ無いから出来ん。」

「持っても、使い方がわからん。」

私も、ご家族もほとほと、

困ってしまいました。

でも、セッションは

ちゃんと毎週受けてくれました。

そんなある日、

お孫さんが生まれたんですね。

私は、これをチャンスにかえよう!

と、思いGさんと、腹を割って

今後の話をしました。

「やらなくてもいいけど、

やらないならこのままです。」

「怖がってばかりでは、

お孫さんと散歩にも

行けませんよ。」

私にしては、強く言ったことを

覚えています。

Gさんは、正直に、

「発作が怖いんだ。ちょっとしか

できないけどそれでいいかな。」

こう話してくれました。

頑固な分、一度、約束すると、

ちゃんと守るGさん。

小さな一歩を

コツコツ出して実践を続けて。

思考がぶれるたびに、

私をメールしたり、

発作が怖い時も素直に

電話してくれました。

そんな時Gさんは、

こう言ってくれました。

「横井先生は、

『自分の回復を信じる心こそが

一番の対処法ですよ。
焦りは禁物じっくりじっくり

少しずつで大丈夫。』

そうおっしゃってくれました。」

「発作が起きそうになっても、

『本当に発作が起きると

思う必要があるのか』

と自分に問いかけしていると、

脳の誤作動をリセットできるように

なってきました。」

「信じてよかった。」

少しずつ、少しずつ改善していき、

行動範囲も広がって車や電車にも

乗れるようになりました。

お役に立てて、本当にうれしいです。

Gさん。

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私は、覚悟というか、

気持ちが前に向いた時の、

人間の底力を

多くのクライアントさんに

見せてもらっています。

なかなか気持ちが

上がらないのが、

心の病です。

でも、ほんの小さな事なら、

何かできるはずです。

そうやっていると、

本当に大きな結果を出せるんです。

そんな素晴らしい姿を、

クライアントさんに

たくさん見せていただきました。

あなたも、今日も自分を信じて、

ほんの小さな良いことを

やっていきましょうね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!