ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

突然ですが、あなたに質問です。

パニック障害の治療で

苦手なことにチャレンジする場合、

とても苦手なことから始めますか?

それとも比較的簡単なことから

始めますか?

答えは、比較的簡単なことから

ですよね。

でも、簡単なことをクリアしていくと、

とても苦手なことが残ってきますよね。

しかも、突然、そんな場面が

やってくる時もあります。

今日はそんな時乗り越えた

クライアントさんの話です。

クライアントのBさん(50歳女性)は、

セッションをスタートした時、

玄関から外に出られない状態でした。

そこからコツコツ頑張って、

外食、乗り物など、日常生活は

普通に送れるようになりました。

今度はいよいよ、

お仕事につこうと思い、

面接に行くことにしました。

「知らない人と会うんだし、

さすがに緊張します。

でも、頑張ってきますね。」

そうおっしゃるBさん。

私は面接の当日、少し心配しながら

結果を待っていました。

すると、無事行ってきましたとの

LINEが届きました。

がんばったことをねぎらうと、

「でもやばかったんですよ。

面接の場所がビルの

8階だったんですよ」

「一瞬、帰ろうかと思ったけど、

ここは逃げたらだめだと思って

突撃してきました。」

「緊張しましたけど、

何とか面接は終えることが

できましたよ。」

”いざと言う時は腹をくくる。”

これも、パニック障害を

克服する上でとても大切な

マインドになります。

でも、それまで無理なく、

徐々にならしていったことが

こういう時に生きてくる。

これを忘れないで欲しいんですね。

Bさんが、なぜいざと言う時

乗り越えるのができたか。

家から1歩出ることから始まり、

散歩や小さな買い物、

家族とのお出かけや、

1人で電車に乗ったり、

コツコツがんばりました。

今までの頑張りで症状にも慣れ、

ストレス耐性も上がっているから、

Bさんはいざと言う時

頑張れたんですね。

あなたは、焦って無理に

実践しようとしていませんか?

簡単なことばかりやっていると、

難しいことができなくなると

勘違いしていませんか?

あなたの小さな頑張りの

積み重ねが、大きな結果を

生み出します。

これを忘れず、ユルユル頑張って

いきましょうね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!