ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのKさん(33歳 女性)は、小学生の娘さん2人と、ご主人の4人家族です。2年前にパニック障害と診断されて、投薬治療を続けながら、私とセッションを続けています。努力の甲斐あって、今では小学校や近所のスーパーへお買い物をしたり、身近なお出かけは出来るようになりました。「今度は家族全員で旅行に行きたいです。」自信もついてきたKさんはやる気満々です。「では、旅行の前に遠出を繰り返し練習していきましょう。」電車や車に乗って遠出にチャレンジするのですが、行くには行けるのですが、何度か具合が悪くなってしまいます。遠出に慣れてくれば、起きなくなる場合が多いですが、ちょっと気になった私は詳しくヒアリングしてみました。すると、わかったことがありました。いつも具合が悪くなるのは、家族が喧嘩するときに、起きていました。子供が退屈をして、駄々をこねると、ご主人が不機嫌になり、Kさんが発作を起こすパターンです。果たしてこれは、Kさんばかりに 原因があるのでしょうか?私はそうは思いません。誰でも家族で喧嘩になると、嫌な気分になりストレスを感じます。そうなると敏感なKさんは、症状が出やすくなるのは仕方がないと思います。ましてや今パニック障害の治療中です。ならば、負荷を減らしてうまくいくようにするのも大事な工夫です。「ご主人とよく相談をして、いつも喧嘩が起きるパターンを事前に防げるようにしてみましょう。」「はい。出かけるときは、みんなが楽しめるように家族で話し合うようにします。」すると以前より楽しくお出かけができるようになりました。Kさんは外出自体のストレスで 具合が悪くなっていたわけではなかったのです。「この調子で旅行も行けるようになれそうです。」明るくそう話すKさん。みんなで楽しく旅行に行ける日も遠くないですよ。^_^———————————————–症状が起きる事を 全てクライアントさんのせいにしてしまう傾向があります。でも、そうではないんですね。 状況や環境整えることも大切です。あなたも、苦手なことにチャレンジしてうまくいかない場合は、俯瞰で見て、改善するポイントを探してみてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 家族で外出すると発作が起きやすい事例