ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのWさん(男性 40歳)は、商社にお勤めです。中間管理職として、活躍していましたが、パニック障害になったことで、しばらくお休みすることになりました。心療内科に通い、投薬治療をしながら、私と行動療法することになり、3か月たった頃。1人で車を運転して、買い物など出来るようになりました。そして職場に復帰するために、電車に乗る練習を始めて、会社まで行けるようになりました。「もうすぐ仕事に戻れそうな気がしました。」そう、喜んでいたのですが、ある日のセッションで、元気なくこうおっしゃいます。「今日も会社まで行ったのですが、動悸がしてつらかったです。」「やっぱり、仕事はまだ無理かな。」ちょっと自信を失った感じです。でも、詳しい状況を伺うと、動悸がしたのは、2~3分ぐらい。10分ぐらい休憩してから、帰りの40分ほど電車に乗っていられたそうです。これは、Wさんが、2~3分動悸がしたことに意識をフォーカスするか、40分ほど普通に電車に乗れたことにフォーカスするのか。どちらを選択するのかで、治療の進み具合が変わってきます。私は、Wさんから、「ここまで治ったんだから、早く仕事に復帰したい。」と、いう焦りを感じました。Wさんに伺うと、「言われてみると、その通りです。」と、おっしゃいました。「その“完璧にやらないといけないという焦り”を手放せば、ちゃんと改善していきますよ。」そうお話しすると、安心したように、「頑張ります!」とおっしゃったんですね。————————————あなたは、人の意識には、とても力があることをご存じですか?意識は、気でもあり、波動でもあります。これは、目に見えないだけで、様々なことを作り上げる力を持っています。全ての物事には、良い面と悪い面があります。どちらを意識するかは、あなた次第。パニック障害の治療は、症状に慣れることで進んでいくならば、症状が出ても、頑張ってチャレンジしただけで、OKなんです。あなたも、ぜひ、頑張ったあなたにOKを出して、無理せず、チャレンジし続けてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 治療が進む大切なコツとは!?