ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントさんが、困っている症状の中で広場恐怖があります。発作を恐れるあまりに、どこかに行けなくなるので生活に支障が出ます。特に、仕事に関することでできないことが増えると、非常に困ってしまいます。Mさん(20代 女性)は、そんな状態でセッションに申し込んでこられたんですね。お勤め先は、ガソリンスタンドです。毎朝の朝礼が大の苦手。上司と話をするのがもっと苦手。いつも動悸に苦しんでいました。しーんとした試験会場では、緊張感や不安感からパニックになり試験を受けられない。仕事の資格を取りたくて勉強しても、いつも試験を受けることができなくて、とてもお困りでした。「先生、私、今の仕事が好きなんです。資格をとってもっと頑張りたいんです。」真剣な訴えに私も心を打たれるものがありました。ヒアリングをすると、試験の席が長く真ん中だとダメだけど、入り口付近だとまだマシな感じだそうです。頑張って受験したこともあるけど、試験中に激しい緊張に襲われていつも途中退出してしまう。この試験の失敗や緊張してしまう要因を掘り下げていきました。実践は、無料のセミナーに参加してもらって”場所に慣れる”訓練を積んでいきました。一度も席を立たずに頑張ってもらったのですがすぐに緊張をしてしまいました。でも、最後まで本当によく頑張ったんですね。それを続けてもらって、”不安が高まっても大丈夫”、と体験を重ねたおかげで少し思えるようになりました。そして、念願の資格試験を受け、見事一発で合格したんですね。この経験が自信になり、朝礼や上司との話も普通にできるようになりました。笑顔で生き生きと働いている姿は、幸せそのものです。——————————人間は慣れる生き物です。繰り返せば、そんなことにも少しづつ慣れていくんですね。このように暴露療法は、人間の”慣れ”と、いう性質をうまく利用した治療法です。苦手意識にとらわれていることでも、やり続ければ必ず効果が出てくるんですね。—————————この方法は、少しずつやれば徐々に慣れて結果が出てきます。—————————あとは、一歩、踏み出せるかどうかですね。あなたにも、ぜひオススメいたします。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害 広場恐怖 ゆっくりやれば、効果が現れる治療法