ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

クライアントのRさん(33歳女性)が

初回のセッションでこんなことを

おっしゃいました。

大きな発作が起きたことをきっかけに、

どんどん外出するのが嫌になっています。

今は、子供の習い事の送り迎えや、

特に野球の試合についていくことが

できません。

それはとても辛く

落ち込んでしまいますよね。

だめな母親になっていくような

気がして、子供にも申し訳ない。

どんどん自信が削られていく。

そんな気持ちなのではないでしょうか。

あなたも痛いほど

Rさんの気持ちは

理解できると思います。

でも、初回のセッションを終わり、

送り迎えができるようになり、

2回、3回とセッションを

繰り返していくと、

外出に対する抵抗感が

かなり減りました。

そして、今度は息子さんの

野球の試合を観戦に行きます。

さすがに行く前はドキドキして、

緊張で硬くなっていたRさん。

でも、結果はうまく休憩を挟みながら、

ちゃんと観戦をすることができました。

「先生とりあえず行けてよかったです。」

こんな時に、認知行動療法が

上達するコツを覚えると

いいんですね。

それは、辛くて行けなかった時と、

行けた時は何が違ったのか

考えてみる事なんです。

病気に対する理解、

自分の体調についての理解、

準備、心構え、その時の感情、

対処法など。

これらのいろいろな違いが

あるはずなんですね。

これは、あなたが

苦手なことにチャレンジして、

成功するためのコツを見つける

方法なんです。

苦手なことができるようになった時、

必ずあなたはいつもと違う

何かをしています。

何かをすれば、必ず何かが変わります。

良いときには、成功のコツが、

何かが起きた時は

きちんとした原因が、

あなたの心や行動の中に

必ずあります。

そこをきちんと見て、

学びにしていく。

そこがあなたの改善への

伸びしろと言うわけです。

Rさんも、「この調子で無理なく、

いろんなことにチャレンジ

していきます。」

「野球の試合も次回はもっと気楽に

行けるような気がします。」

笑顔で話してくれました。

あなたの小さな気づきが、

後の大きな結果に

つながっていきます。

頑張っていきましょうね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!