ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

クライアントのKさん(40歳女性)が、

セッションの時にこうおっしゃいました。

「いろんなことができない

自分を許せないんです」

1年前にパニック障害を

発症してから、

投薬治療を受けながら、

ご自身で勉強して苦手なことに

チャレンジしてきたようです。

でも、思うようにできなかった時、

ご自分を責めて、

とても落ち込んでしまいます。

あなたも、そんな時ありますか?

認知行動療法は、

無理なく、淡々と

実践していくことが大切です。

そしてきちんと考察して

工夫を重ねていく。

それができていれば、

結果はあまり関係ありません。

でも、Kさんのように、

自分を認めることができなければ、

せっかく頑張ったのに

効果は減ってしまいます。

その理由は2つあります。

1つ目は、症状に対する

慣れが進みにくいです。

頑張ったことに対して、

否定的に捉えてしまうことで、

脳が拒絶するので、

慣れが進行しにくいんですよね。

2つ目は、自分を許せない感情は、

脳にストレスになり、

誤作動の原因になります。

イライラしたり、悲しんだり、

心と体に良い影響はありません。

あなたも

心当たりがありますか?

Kさんの実践の結果をよく伺うと、

完璧とはいかなかっただけで、

できていることがとても多いんです。

でも、小さなできなかったことに

こだわって、できたことを

忘れてしまっています。

とても残念だと思いませんか?

補足ですが、自分を許せない人は、

人も許せない傾向にあります。

これも対人関係で

ストレスを生み出しますよね。

いかがですか?

長年の思考の癖ですから、

変えるのは難しいですか?

まずは、あなたが

人も自分も許すとへ決めること。

そして、

「またうまくいかなかった」と

落ち込んだ時、

「がんばったからよしとしよう」と

気持ちを切り替えてくださいね。

失敗を糧にするのは、

パニックの治療にも、

後の幸せな人生を作るにも、

とても大切ですよ。

がんばって。^_^

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!