ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。天気のいい休日の午前中、久しぶりにスポーツジムに行った時のことでした。ひとしきり運動をして、水分補給をしていると、あるプロスポーツ選手がいました。見ると、右腕にテーピングをしています。お話してみると、右肘の靭帯を痛めてしまったので今はリハビリ中だそうです。ひどいケガで引退も考えたそうですが、なんとか復帰できそうとのことでした。私は、「よく、ここまで回復しましたね。」と、言うと、「リハビリとメンタルのトレーナーのおかげです。」と、おっしゃいました。やはりプロとなると、精神面でもサポートが入るんですね。当たり前の事ですが、何事もなく順調に元の状態に戻ることはありません。時には、「もうリハビリやめようか。」と、思うぐらい、回復せず辛いそうです。そんな時にメンタルトレーナーが教えてくれるんだそうですね。なかなか回復しない時は、焦って、もがくわけなんですが、ちょっと心の持ちようを変えるだけで効果が違うそうです。—————————–現状を変えようと、今を否定するのではなく受け入れながらやっていく。—————————–ポイントになるのは、”一旦受け入れてなおかつ、今の体の状態がベストだと言う意識を持つこと”が大事だそうです。良い時ばかりを追い求めてしまうのが人間です。それだと現状の自分を把握できなくなくなって、一番うまくいかないパターンだそうです。現状を受け入れて、今自分ができる最高のパフォーマンスを毎日心がけていくことだそうです。さすがプロ!いいことを言いますね。————————————パニック障害のクライアントさんでも順調に症状が改善しているときはいいんですね。でも、ちょっと悪くなると、「この前は、もっと出来たのに。」とか、「元気な頃は、、、、、」とか、そのように考えてしまうんですね。その考えは、ちょっと残念なんですね。なぜならば、自分で自分の気持ちを落ち込ませているんですね。そうすると、不安感が増して”負のスパイラル”に入ってしまいます。———————————–苦しいのに、自分でさらに苦しもうとしている———————————–そんなもったいない状態なんですね。あなたは、自分で自分を落ち込ませてはいませんか?「今治療をしている最中だから、これでいい。」そんな風に思ってあげてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害 苦しみを乗り超えるプロの考え方