ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのAさん(29歳 女性)は、5歳の娘さんがいる若いママさんです。パニック症状も、ずいぶん軽くなったのですが、幼稚園の行事は、まだ少し苦手です。なぜならば、最初に起きたパニック発作が、自治会の集会の時なので、人が集まるところの苦手意識が取れないんですね。なので、一番仲良しのママ友、Bさんと二人で行くことが多いんです。「Bさんは、Aさんがパニック障害なのは、知っていますか?」「いえ、話していません。」そこで、勇気を出して話すことにしました。すると、Bさんは、「え~早く行ってよ~!」「私もだよ~。2年前に良くなったけどね。」「気にしないのが一番!助けるからいつでも行ってね。」この言葉で、すっかり楽になったAさん。1人で幼稚園に行く練習も、やる気になり、今では、Bさんが居なくても行けるようになりました。あなたは、なぜAさんが一人で幼稚園に行けるようになったと思いますか?私は、二つのことが原因だと思います。一つ目は、安心です。一番仲のいいママ友が、パニック障害の理解者になったこと。実際に治った人に会って、希望が持てたこと。とても安心につながりますよね。二つ目は、思い込みが取れたこと。人が集まるところでは、「また、起きるかも」と、思い込んでいたところ、Bさんが、「私もそうだったよ。」と、言ってくれたから。このように、いかに悪い思い込みを取って、安心につなげるかが、改善のポイントなんですね。いかがですか?このように、タイミングよく、良い出会いがあるとは限りません。なら、どうすれば、不安な認知を、安心に変えることが出来るか。あなた自身で出来ることは、たくさんありますよ。少しの工夫が、大きな結果を生み出します。応援していますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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