ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、5年前に卒業したクライアントさんの、“ご主人”Oさんと、久しぶりに食事をしてきました。近所にお住まいなので、珍しく対面でセッションをしてきたので、クライアントの奥さんだけでなく、ご主人とも親しくなったんですね。居酒屋で乾杯をして、お互いの近況に、話が盛り上がっていた時のこと、「おかげさまで嫁さん、とても元気なんですが、、、、」「うつが治ってから、なんだか俺に厳しいんですよ。」「ホワ~ンとしていて穏やかだったのに、最近は性格きついんですよ。」「昔は、すぐ泣くし、かわいげがあったのに、どっちが本当の性格なんだろう。」元気になったのに、何とも贅沢な悩みなんですね。(^^)結論から言うと、“どちらも本当の性格”だと、言えるんですね。不安障害は、脳がストレスを受けて、不安のシグナルを乱発してしまうために、症状が出る病気です。なので、ナイーブな面や、ネガティブな面が出やすいというだけです。それが、元気になると、活発な面や、ポジティブな面が、出やすいということなんですね。症状が出ているときは、ノルアドレナリンなどが出やすく、元気になっているときは、セロトニンやテストステロンが出やすい状態といえるでしょう。人は、いろいろな面を持っています。病気じゃなくても、人はポジティブな時もあれば、ネガティブな時もあって当然です。それが、症状によってネガティブが大きく出ているだけ。言ってみれば、心や性格というよりも、“脳の状態”によって、影響を受けているだけなんですね。「じゃあ、今は脳が元気になっているんですね。もう少し、脳がおとなしいほうがいいなぁ~」と、おっしゃるOさん。「どんなことで、きつく怒られるんですか?」と、聞くと、「最近、パチンコで大負けが続いたのが、バレたんですよ。」そりゃ、怒られますよね、、、、。ひたすら、苦笑いのOさんでした。(^^)———————————–クライアントさんの改善傾向として、思考や、生活スタイルの変化があります。「まあ、大丈夫なんじゃない。」など、おおらかに考えられるようになったり、昔、好きだった趣味を思いだしたり、ポジティブな人間関係になったり、、、、あなたも、そんなことを感じるときはありませんか?それは、明らかな改善傾向です。「ちょっとやってみようかな。」と、ぜひ、チャレンジしてくださいね。もし、あなたが、今、「私、こんな性格じゃなかったのに、、、。」と、悩んでいても大丈夫ですよ。それは、症状によって、ネガティブな面が出ているだけです。“ネガティブな人間”に、なってしまったわけではありません。改善が進めば、本来のあなたに戻っていけますよ。それまで、焦らず、ユルユル頑張りましょうね。応援しています。(^^)最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 症状が和らぐと性格が変わる?