ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私は以前、建設関係の会社を経営していました。今日は、その時のお話をシェアしたいと思います。現場監督のAが車で、出社途中に追突されたんですね。幸い怪我はない様子で、警察に届けてから会社に来ました。「ラッキー!オカマ掘られちゃった。」出社するなり、Aはこういったんですね。「俺、信号待ちしていただけなんですから、悪くないですよね。」「保険で慰謝料と治療費をも~らおっと!」そんな調子で浮かれています。確かに、追突されたんですから、その言い分は正しいのかもしれないんですね。でも、そんなことで喜んでいるAの考えは、良くはありません。そんなAの話を聞いていた課長が、「そんなこと言っていないで、怪我がたいしたことないなら、早く現場に行かんか!!」雷が落ちたんですね。「すいませんっ!」と席を立って出かけたのでした。いつまでも、子供のようなA。厳しい課長がいてくれてよかったねぇ~。————————–認知行動療法は、考え方の癖を適正にすることが大切です。人は、同じ出来事についてもどう考えるかは、人それぞれで違うんですね。Aのような場合もあれば、会社に迷惑をかけたと、自分を責める人もいると思うんですね。この場合、どちらが正しいというよりも、”バランスの問題”だと、思うんですね。調子に乗っては、いけませんが、自分を責める必要はないんですね。————————-心の針は、いつも真ん中。————————-それが、一番だと思うんですね。昔の言葉で、”中庸”という言葉がありますが、簡単に言えば、”普通の考えが一番いいですよ。”と、いうことです。今回の場合は、”浮かれず、落ち込まず”そんな感じですね。いつも心の針は、真ん中に暮らしていきたいものですよねぇ。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 アクシデントにあった時の気持ちの持ち方