ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

人間にとって一番怖いことって

なんだろう。

あなたは、

考えたことがありますか?

私なりの答え、それは。

”孤独”だと思うんですね。

精神疾患と闘っている方は、

少なからず、

”他者からの無理解”と、

闘っていると

私は感じています。

人にわかってもらえないと、

さみしいですよね。

もしかすると、あなたも、

今、孤独と闘っているの

かもしれません。

今日は、そんなあなたを

励ますことができたらと

思って書きました。

ぜひ、読んでください。

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先日、初回のセッションを受けた

Kさん(38歳 男性)が

こうおっしゃいました。

「病気のことを話したら、

絶対みんなに

嫌われてしまいますよ。」

Kさんは、パニック障害と

不安神経症を併発していて

対人恐怖が強いんですね。

なので、ご家族以外には、

病気のことは話せずに

いるんですね。

「どうして嫌われると

思うんですか?」

と、聞くと、

「嫌われるに決まってる

じゃないですか。

こんな病気のことなんか。」

「絶対に話せませんよ。」

”絶対に嫌われる。”

つらい時こそ

こう決めつけて考えて

しまいがちですよね。

そんな思考の癖を、

”決めつけの心理”

といいます。

例えば、仕事仲間に話しかけて

無愛想に返事をされた時に、

「ああ、あの人は私のことが

嫌いなんだな」

と解釈してしまう。

でも、聞いてみると考え事を

している時に話しかけただけ

だったりするんですね。

「ああ、ただ考えごとを

していただけか。」

それを知るチャンスがあれば

嫌われていないということが

わかるんですね。

無愛想=自分が嫌われている

という解釈から

無愛想=考え事しているのかもな

という解釈に変わるんですね。

なので、

怖かったとしても

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ちゃんと聞いてみる。

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ことが、一番いいんですね。

やらなければ

わからないけど、

やれば、わかることは

たくさんありますから。

なので、

「今、こんな病気を治そうと

頑張っているんだよ。」

と、親しい人に

話してみればいいんです。

自分のことを、

オープンにすることは、

精神的ストレスをなくします。

それが、改善を進めます。

ならば、やってみることは

大切だと思いません?

でも、Kさんは、

「そんなことできません。」

と、おっしゃいました。

そんな時には

小さな一歩から

なんですね。

「一番話しやすい人から、

はじめましょう。

一人づつでいいんですよ。」

「病気のことを馬鹿にする人と

心配してくれる人のどちらと

友達でいたいですか?」

「嫌な人と付き合わなくても大丈夫。

頑張っていきましょう。」

というと、Kさんは力なく

「やってみます。」

と、言ってくれたんですね。

Kさんの闘いはこれからです。

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このような対人恐怖は、

自分が、

”怖がらなくても大丈夫”

と、確信できるように

行動していくことが

肝心です。

最初は、とても怖いと思いますが、

少しずつでも

やっていくことが大切です。

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怖いことに少しづつ

慣らしていくこと

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これが、大切なんですね。

恐怖の対象は、恐れば恐るほど

大きな存在になっていきます。

なので、

勇気を出して飛び込んでいく。

その一歩が大切です。

最初は、怖いと思いますが、

やってみれば慣れていくこと

なんですね。

あなたも、

そんな大切な一歩を

踏み出していきましょうね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!