ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

先日、クライアントのSさん

(38歳 女性)から、

LINEが来ました。

「主人に、『お前は自分勝手だ!』と、

言われてへこんでいます。」

パニックになってから、

胃の不調から吐き気を

もよおすようになり、

料理が苦手になったSさん。

先週は、子供の誕生日だったので、

頑張って料理をしましたが、

その反動で疲れが出てしまい、

今週は簡単なものが

続いていたのが、

ご主人の気分を損ねたようです。

『辛いと言っても、

ソファーでゴロゴロして!

わがままなんだよ!』

Sさんは悲しくなって

泣いてしまいました。

あなたは、

Sさんの気持ちわかりますよね。

こういったやり取りは、

よく伺うお話しなんです。

パニック障害は、

見た目は普通に見えるし、

不調の時以外は、

苦手になったことでも、

出来たりするので、

わがままだと言うご主人の

気持ちもわからなくもないですが、

わがままではありません。

こういう場合、ご主人には、

パニック障害の特性を

理解してもらう事。

Sさんは、自分のつらい現状を、

もう少しお話しして、

小さなことでいいので、

何かを頑張ること。

これで、大抵は

分かり合えることが多いです。

パニック障害になった方は、

「自分のせいで、みんなに

迷惑をかけている。」

と、思っていらっしゃる方が

多いです。

なので、辛い現状を

ぼんやりとしか、

話していない方が多いです。

でも、ちゃんと伝えたうえで、

出来る限りのことをやれば、

いいんです。

「私は病気なんだから、

仕方がないでしょ。」

と、言うのは良くないので、

小さなことでもできれば、

それで十分だし、

出来なければ、思い切って

休息するのもアリです。

“怠けることと、いたわること”

この違いを、ちゃんと理解すれば、

大丈夫です。

あなたも、

忘れないでくださいね。

追伸

ちゃんとお互いの理解が深まって、

仲良くやっているSさんご夫妻。

家庭円満は、心の負荷を

癒してくれるので、

とてもうれしく思います。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!