ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

先日、クライアントのTさん

(33歳 女性)と、

セッションしていた時のお話です。

「最近調子が良いようですけど、

電車は乗りました?」

と、お尋ねすると

「いえいえ。

まだ無理ですよ。」

と、Tさん。

逃げられない感じが

怖くてなかなか実践できない

様子です。

そりゃ、病気で怖くなって

しまったんですから、

なかなかできなくて当然ですよね。

でも、、、、。

最初は、家から一歩も

出られなかったTさん。

今は、普通に外出して、

車にも乗っていますし、

カラオケにも言っています。

仕事にも行けるように

なりましたし、

特にすごいなぁと思ったのは、

バーゲンセールが大好きで、

人混みに突撃していくんですね。^^

それを聞いたとき、

「俺、バーゲン無理だから、、、。

すごいじゃん!」

と、思いました。

「電車に乗れない。」

これは、Tさんの思い込みと、

決めつけの結果、

“不安や症状を

自分で作り出してしまっている。”

状態といえるんですね。

私は、Tさんに、

「正直、バーゲンセールの圧迫感と、

電車一駅なら、電車楽ですよね。」

「まあ、そうですよね、、、。」

「それにバーゲンセールも

最初はいけませんでしたよね。

どうして行けるようになりましたか?」

「子供にかわいい服を

買ってあげたかったから、、、、。」

「電車、平気になったら、

ディズニーランド連れて行って

あげられますよ。」

「う~ん。明日乗ります。

一駅だけ、、、。」

Tさんのディズニーランドへの

道が始まったのでした。^^

———————————–

恐怖の度合いは本人が決めるもので、

端からとやかく言うことでは

ないかもしれません。

でも、多くの

クライアントさんは、

“出来る自分を過小評価して、

出来ない自分を過大評価する”

このような思考のクセを

持っています。

出来ていることもあるのに、

ちょっと残念な思考ですよね。

でも、怖いものは怖いし、

新しいことをやるときは、

全て新しい恐怖なので、

怖くて当然です。

なので、

“出来ることから、

無理なく楽しみを持って、

実践していくこと。“

この原点に、

戻って欲しいんですね。

今回のTさんの場合だと、

「まずは、電車一駅から、

ディズニーランドに行くことを

夢見て頑張る。」

と、言うこと。

そして、今までも、

“初めの小さな一歩を出したから、

今できていることがあること。”

これを思い出してほしいんですね。

“何かをすれば、何かが変わる。”

“うまくいけば自信になり、

何かがあっても学びになる。”

「出来ない!」を「出来る!」に

変えられると、思いません?

さあ、ユルユルやって

いきましょうか?

あなたを、

応援していますよ。^^

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!