ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。突然ですが、あなたはパニック障害になって苦手になった場所はどこですか?なぜ苦手になったんですか?この質問の答えを考えることで、あなたの治療のヒントに気づけるかもしれません。パニック障害の卒業が近くなるので、ぜひ最後まで読んで考えてみてくださいね。クライアントのSさん(28歳女性)がセッションでこうおっしゃいました。「先週実家に帰った時に発作が起きたんです。」「実家は大丈夫だと思っていたのに、とてもショックでした。」なるほど。多くのクライアントさんは、Sさんの考えと同じような理由で、苦手な場所ができると思います。でも、それはただの思い込みで、思わなくてもいい苦手意識を自分で作っているだけかもしれません。発作が起きた場所ではなく、原因をよく考えて欲しいんですね。場所が原因となるならば、苦手意識を持つ事はある意味筋が通っています。でも、全く関係ない場合もあるんですね。Sさんの場合、実家で発作が起きたのですが、それはたまたま実家にいる時に起きただけで、原因は、最近始めたお仕事が忙しく、寝不足とストレスが重なったからでしたならば、実家を回避することで、発作を避けるのではなく、寝不足とストレスを解消することを考えるべきですよね。このように何が原因か考えることで、余計な苦手な場所を作ることなく、適切な治療方針を打ち出すことができるんです。あなたは苦手な場所がありますか?それはなぜ苦手になりましたか?原因は何かしっかり考えましたか?この質問をしっかりあなたにすることで、正しく改善を進めることが出来ますよ。ぜひ考えて、正しく実践してくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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