ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。突然ですが、あなたはパニック障害になってから長いですか?それとも短いですか?私のクライアントさんの傾向を見ると、病歴の長い方が多いです。普通は、体調が悪いとまず病院に行きますよね。そこで投薬治療が始まるわけですが、残念ながら効果を感じられなかったり、医者等の対応が期待と違ったりすることが多いので、様々な治療法を探すのです。今はインターネットを使って探すのが主流なので、そこから私と出会うのですから病歴の長い方が多くなるわけです。病歴が長いことは、改善するかどうかの決定的要因ではありません。病歴の長い方はよく、「病歴が長いから仕方がないですよね」とおっしゃいます。確かにそういう面はありますが、特徴をちゃんと理解して対応すれば問題ないんですね。では、病歴の長い方の特徴と対応の仕方をお話しします。病歴の浅い方は、比較的簡単なことは出来て、難しい事は出来ないことが多いのです。例えば、近所のお出かけはできるけど、遠くには行けないみたいな感じです。でも、病歴の長い方は、簡単な事でも意外とできなくて、難しいことを出来たりします。例えば、近所の〇〇には行けないけど、遠くの〇〇は行けるみたいな感じです。なぜそうなるかと言うと、難しくても、実践する動機が強かったり、実践する機会が多い事は、長い時間をかけてでも、出来るようになっていきます。そして、思い込みが関係していると思います。「〇〇はできない」と思い込んでいるけど、実は実践する機会が少ないだけなんですね。長い時間、やらないでおくと、苦手意識が強くなってきます。実践すれば、するほど、いろんな学びがあります。実践する機会が少ないことが原因なのに、できないと思い込んでいるからできないままでいる。そんな感じなんですね。いろいろな学びや理論も大切ですが、やってみること。症状が長い方の状態から学べる事は、実践の大切さなんですね。確かに、認知が固かったり、思い込みが強い面はありますが、根気よく実践すれば緩んできます。行動療法は、やってなんぼ。やればわかります。今、できない事は、できなくて大丈夫。できる事は何かあるはずですよ。この基本は、病歴の長さには関係ありません。今できることを精一杯やっていきましょう。最後まで、読んでいただきまして、
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