ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのTさん(35歳 女性)は、高速道路が苦手です。なので、どうしても避けてしまいます。「先生、私高速道路だけ、いつまでたっても乗れませんね。」ちょっと元気がありません。では、なぜTさんは高速道路に乗れないのでしょうか。その理由は、簡単です。それは、実践の回数が少ないからです。正確に言うと、実践の回数が、少なくなっても仕方がないといったほうが良いですね。Tさんは大家族で、13人で暮らしています。そのうち、6人が自動車の運転免許を持っています。なので、高速道路に乗る時は、誰かが運転するようになってしまっています。それでは、機会が少ないですよね。認知行動療法はやったもん勝ちです。1人で練習しに出かけてもいいのですが、仕事に育児、子育てもありますよね。でも、私は安心しています。Tさんは、最初は家から出る事すら出来ず、人に会うことも嫌でした。気分がすぐれず、食事も作れませんでしたが、大家族のため、誰かがやってくれたので、困ることもありません。そんな環境の中、今は、高速道路と、電車は少し苦手だけど、他のことは改善しています。要するに、他のことは、必要な時にきちんと実践しているわけです。そう話すと、「そんな時もありましたね。忘れていました。」と、笑っておっしゃいました。あなたも、最後の苦手なことだけ、残っていたりしませんか?今現在の生活で困っていなかったり、将来の夢に関係ないことなら、“やらねばならない”は、捨てていいと思います。あなたなら、いざという時は、きちんと実践できるので、気楽に構えていれば大丈夫ですよ。応援しています。最後まで、読んでいただきまして、
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