ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、パートナーカウンセラーの、HSP・不登校専門の白川咲子先生と、打ち合わせしていた時のお話しです。白川先生のクライアントのママAさんから、聞いたそうですが、「Aさんの娘さんの先輩が、パニック発作出ているみたいで心配。」とのことでした。娘さんの先輩は、バスケ部のキャプテンで、勉強もよくできて、みんなのあこがれだそうです。でも、たまに過呼吸で苦しくなって、早退するそうです。「ここから悪化しないか心配です。助けてあげたいけど、どうしたらいいですか。」Aさんは、心配そうに、白川先生に相談してきました。白川先生は、もう少し、先輩の反応などを聞いたところ、自然と対処できていることに気が付きました。「私、疲れるとこうなるから、心配かけてごめんね。」「意外と神経質なところもあるから。」「気にしすぎないように、無理しすぎないようにすれば、大丈夫なの。」そして、「元気になったよ。ありがとう。」笑顔で帰ってくるそうです。苦しい時も、周りへの心配りを忘れない。そんないじらしい姿に、白川先生は、「とても、感受性の高い、頭のいい子なので、過度の心配は伝わります。」「なので、『そうだね、大丈夫だね。』と、見守るスタンスで大丈夫です。」「疲れがたまっていそうな時は、『最近、調子どう?』さりげなく声をかけてあげれば良いですよ。」Aさんも、ほっとしたようでした。思春期のお子さんは、デリケートで、傷つきやすい面もありますが、きっかけをつかめば、回復も早いです。白川先生は、いつもセッションで、“いかに本人の気づく力を、引き出してあげられるか。”ここを最重要視しています。それには、良い距離感が大切です。この先輩も、自分なりの対処の仕方に気が付いています。必ず、自分で乗り越えられると、自信につなげることが出来るでしょう。「これからも、良い距離感でサポートしていきましょうね。」私と白川先生は、再確認して、打ち合わせを終わりました。—————————-あなたは、心配で何かをしてあげたいタイプですか?とても良いことですが、一歩間違えると、相手のためじゃなくて、自分が安心したいから、手を出してしまう。特に、お子さんには、そうなりがちです。大人は子供の成長の芽を摘まないように、心がけたいですね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 【事例】過呼吸を大きくしなかった心の持ち方