ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのTさん(40歳 女性)は、最初は、自宅から一歩も出られませんでした。今では、近所なら散歩に出かけられるようになったんですね。「でも、家から離れると、怖くなって帰ってきてしまいます。」なるほど。これは、多くのクライアントさんが通る道です。あなたは、いかがですか?では、そんな時、どうやって散歩の距離を伸ばしていけばいいのでしょうか?今日は、三つのステップでお伝えしますね。—————————-一つ目は、“家の周りを回って距離を延ばす”外出恐怖の方は、“自宅は安全な場所”と、思っています。なので、遠ざかると怖くなるんですね。同じ一キロ散歩するにしても、家の周りを回るのと、直線で進むのでは、遠ざかる感覚が違いますよね。まずは、家の周りを回って、無理なく距離を伸ばしことをお勧めします。二つ目は、“怖くなったら、すぐに帰らずに、止まってみる。”家から離れると怖くなるのは、「発作が起きるという思い込み」です。怖くなって帰りたくなるポイントがあると思います。そこに近づいて、怖くなったら、ちょっと止まってみる。そうやって慣らしていくと、だんだん怖くなくなって、思い込みが緩んできます。三つめは、“怖かったところを越えてみる。”少し慣れたら、怖かったところを越えてみましょう。調子がイマイチの時は、無理に越えなくても良いです。体調に合わせて距離を変えて、実践の強度に変化を持たせてみましょう。——————————いかがですか。自宅が安全だというのも、これ以上離れると、発作が起きるというのも、同じ思い込みなんですね。あなたが不安になるような思い込みは、脳の誤作動を起こしやすくします。すると、発作も起きやすくなるんですね。悪い思い込みは、無理のない行動で、自信に変えていけば大丈夫です。あなたも、ぜひ、やってみてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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