ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

私はクライアントさんの

ご家族などから相談をされることが

よくあります。

1番多いのが

「接し方がわからない」
というお悩みなんですね。

お話を伺っていて

よく思うことがあります。

それは、

病気として接するべき部分と、

病気扱いしない接し方が

逆の場合が多いです。

あなたは、

意味がわかりましたか?

例えば、不安障害の方が

予期不安でデリケートに

なっているとします。

そういうときには、

「すぐ不安になるから

あまり触れないでおこう」

と、なりがちなんですね。

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予期不安とは、大抵の場合が

妄想で未来の不安を

先取りしているだけです。
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なので、私は逆に、普通に接して

「そんな不安になることないんだよ」

という接し方をします。

あなたはわかりましたか?

少しわかりにくいですよね。

では、もう一つ例えをお話しします。

ご家族と一緒に苦手な電車に

乗ることにしました。

「3駅ぐらいならいけるかな」と

張り切って出かけたものの、

1駅しか行けなかった場合に、

「3駅ぐらいすぐじゃん。

なんで行かないの」

と、接してしまいます。

こういう時は病気に寄り添って、

その日は1駅が目一杯ならば、

1駅にチャレンジしたことを褒めて

「よくがんばったね」と

言ってあげます。

病気に気を使いすぎることで、

腫れ物に触るようになって

しまうこともよくありません。

逆に、健康な時と比較して、

辛くなっていることを

気にしてあげないと

傷ついたりもするんですね。

このように、

病気に寄り添うと言う事は、

単純なようで難しい一面があります。

基本的には、不安感は、

ポジティブな側面から

見ることを促してみる。

苦手な事にチャレンジする場合は、

無理せず、精一杯やったら、

「それでオッケー!

よく頑張ったね」と、

褒めてあげて欲しいんですね。

まだまだ不安、パニック障害など

心の病は、世間からの偏見が強いです。

確かに普通に見えたり、

出来たことが出来なくなったり、

感情が不安定だったりします。

でも、忘れないで

いただきたいのは、

”それは症状がさせていること”

泣いてばかりだったり、

感情に任せて怒ったり、

寄り添うのは簡単じゃない時も

あると思います。

でも、それは本来の姿では

ないんです。

それを忘れないで、

1番近くにいるご家族から、

しっかりサポートしてあげて

欲しいなと思います。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!