ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

今日は、”治療を通じて、より幸せに”の

理念を共にする、パートナーカウンセラーの

白川咲子先生の事例です。

白川先生は、パニック障害を

改善したご自身の経験と、

HSP、子育ての経験から、

不登校に関する相談を

受けることが多いです。

今回も、お母さんから、

不登校の相談を受けることに

なりました。

中学生の二人姉妹で、

二人とも不登校。

A子さん(長女)は、

元々人見知りが激しく、

人間関係の悩みで、

息苦しくなったり、

発作っぽい感じも出ています。

B子さん(次女)は、活発な性格で、

悩みというより、

最近は、朝が起きにくく、

休むことが増えている状態です。

お母さんと、姉妹の二人それぞれに

ヒアリングすると、

お母さんは、繊細なA子さんのことが、

心配でたまらない様子で、

B子さんは、「あの子は元気だから。」と、

症状も出ていないので、

楽観視しているようでした。

A子さんは、泣きながら

いろんなことを話してくれて、

とてもつらい状況が

伝わってきたそうです。

B子さんは、

「朝、苦手なんですよ~」

「大丈夫、大丈夫」と、

あっけらかんとしていたそうです。

ヒアリングの様子を

報告してくれたのですが、

私と白川先生の感想は同じでした。

「B子さんの方が、

抱えている問題が大きい。」

表面上の症状は、

断然A子さんの方が大変そうです。

では、なぜ、B子さんなのでしょうか?

それは、

“感情を抑圧している”から、

なんですね。

A子さんは、一見、弱そうで、

発作も出ていますが、

”自分の弱さを出すことが

出来ています。”

お母さんも、弱いA子さんのことが心配で、

小さなころから気にかけていますので、

母親の愛情も満たされていると

いえるでしょう。

B子さんは、自他ともに

活発な性格を認識しているので、

周りも自分も、我慢していることに

気が付いていません。

ずっと、頑張りすぎて、

背伸びをして生きてきたことが、

病気の根っことして

育っていると思いました。

やはり、何度も白川先生が、

セッションを重ねるたびに、

少しずつ心の内側が

見えるようになってきました。

自律神経失調の症状も

出始めていたようなので、

何とか間に合ってよかったです。

いかがでしたか?

今日は、ちょっと趣が違う

お話しになりましたが、

不安障害の方は、

我慢するクセがあります。

それは、長所にもなりますが、

行き過ぎると、心と身体に

負荷がかかりすぎてしまいます。

あなたも、我慢のし過ぎには、

気を付けてくださいね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!