ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。今日は、あるクライアントさんのお父さんのお話をシェアしたいと思います。あなたも、もしかすると思い当たる話かもしれないので、ぜひ、最後まで読んでくださいね。—————————————お父さんは68歳で、15年前に脳梗塞で倒れてから、麻痺が残ってしまいました。その後、定年まできちんと勤め上げた頑張り屋さんです。頑張った分、今はゆっくりしていらっしゃるのかと思うと、そんなことないらしいんです。毎日、イライラ、、。身体に良い食事や、○○健康法に凝ってしまって、いつも完璧にしないと気が済まない。何時に○○を飲むなど、完璧じゃないと、怒りまくるんですね。数もどんどん増えて、今や十数種類、、、、。ちゃんとリハビリも行っているのに、まだ何かを増やそうとするので、その様子を見たお母さんは、「私が病気になりそう、、、。」と、やつれているそうです。私は、「今のお父さんは、すでにやることはやっていますよね。」「必要なのは、健康法を加えることよりも、最小限に減らし、手放すことです。」「もうできなくなったことは、仕方がありません。」「それを数えるより、今できることを見ることと、お母さんをはじめ、全てのことに感謝すること。」「そうすると、お父さんの心は軽くなりますよね。」後日、家族でお父さんに、この話をすると、「健康法をやめろだと~!俺を殺す気か~!」と、えらい剣幕だったそうです。「この元気があれば、死なないと思いますけどね」家族全員で、ため息をついたそうです。^^—————————-健康になろうとしているので、一見、前向きな行為に見えますが、実は、お父さんの心の中は、“不安と執着にとらわれている”そんな状態です。“とらわれている=被害者の心”そう言えるのではないでしょうか。「こんな病気にならなければ、、、」そう思うのは、当然です。あなたも、お父さんの気持ち、わかりますよね。でも、“病気の経験も、自分の人生”なんですね。今がすべて、今からしか、何も始まりません。もし、今がとてもつらくてもあなたの頑張りと、時が味方してくれて、必ず糧となる時が来ますよ。心から応援しています。ユルユル頑張って!^^最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 心が楽になる!病気に対する向き合い方