ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。セッションを卒業したAさん(47歳 男性)から、久しぶりの連絡です。「ずっと、調子が良かったけど、最近、動悸がよくするんです、、、」なので、3年ぶりにセッションをすることになりました。不調という結果があるのは、必ず原因があるはずです。そこを見て、対策を立てるわけですが、私は、表面の症状より、生活全般を見て原因を探るんですね。Aさんは、飲食店をやっています。3年前に、パニック障害を克服して1年が過ぎ、元気になったことで、自信を取り戻したAさんは、パニックによって遅れていた新規出店計画を進めることにしたんですね。「せっかく元気になったんで、店を出したのに、、、、」「また、寝込んだらどうしよう、、、」落ち込んでしまって元気のないAさん。でも、こういったケースは、原因がはっきりしているので対策しやすいです。まずは、Aさんの“心と身体から、無理を取り除いていくこと”が大切です。出店計画を伺うと、出店ペースに、人材育成が追い付いていません。なので、Aさん自らお店に出ていますが、長時間働きすぎでした。さらに、出店しようと融資も申し込んでいたので、銀行との交渉や、保証人問題もストレスの原因だと思います。でも、一番の原因は、Aさんの焦りだと思いました。「今まで、パニックのためにできなかった仕事をやりたい気持ちはわかります。」「でも、焦らず、ちゃんと人も育てて、良い店を出した方が、お客さんも喜んでくれますよ。」そうお話しすると、Aさんは、「仕事の遅れを取り戻すことと、症状悪化の不安で焦っていました。」「商売の原点は、お客様に喜んでもらうことですよね。忘れていました。」恥ずかしそうに、笑うAさん。これで、いいお店が着実に増やせそうですね。——————————-セッションを卒業したクライアントさんは、「今では、パニックになったことは、良い経験だと思えるようになりました。」「でも、時間を取り戻せないのは、ちょっと悔しい気持ちです。」そうおっしゃいます。Aさんも、きっとそんな心境だったと思います。でも、ご自分をいたわることが何よりも大切なんだと、パニックの治療を通じて知ったはずです。あなたは、ご自分をいたわっていますか?再発を抑えて、あなたが幸せに生きるために、もっとも大切なことですよ。忘れないでくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
|
---|
不安・パニック障害 あなたが幸せに生きるために、もっとも大切なこととは!?