ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。今日は、“やる気ホルモンドーパミン”についてお話ししたいと思います。やる気を出したい、ワクワクしたい、効率よく物事を達成したいなど、前向きな気持ちで、元気に暮らしたい時、ドーパミンが分泌されると、素晴らしい効果があります。ドーパミンは、生存や快楽に紐づいているので、とてもパワフルなホルモンです。今日は、①ドーパミンが作用するメカニズム②ドーパミンをうまく活用する方法に、ついてお伝えしますね。①ドーパミンが作用するメカニズムドーパミンとは、やる気、活力、モチベーション、記憶力、集中力、快楽に強くかかわっています。そしてそれは、“快楽を得ることができた時と、得ることを予測した時の、両方分泌される“ということです。大好きなケーキを見て、「おいしそう!」食べた時に、「おいしい!!」この両方、ドーパミンが出るということです。そして、一度得た快楽は、また得たいと思って行動することが、“強化学習”ですね。「また、あのケーキ食べたい!」と、繰り返し思って買いに行く行動するということです。でも、ケーキが好きじゃない人は、ドーパミンは出ないので、買いに行きません。あなたが、“何をして快楽を得るかが重要”ということです。このように、ドーパミンは、快楽や生存に有利な行動に紐づいているので、“うまく付き合うことが、とても大切です。“ギャンブル、お酒、たばこ、SNSなどは、ドーパミンが出ることで、依存しやすくビジネスとしても成り立っているんですね。でも、うまく付き合えば、あなたが、目標を達成する力にもなりますよね。では、②ドーパミンをうまく活用する方法についてお話ししたいと思います。【目標達成した時の価値を明確化する。】まず、長期の目標を立てましょう。そして、重要なのが、その目標を達成して、あなたが、「どのような価値を得られるか。」「そして、どう幸せになるか。」これを、なるべく細かく、具体的に書き出してみることです。【目標を細かく分ける】三年後、一年後、半年後、三か月後、一か月後、今週、今日というように、やることを細分化しましょう。【進捗を確認する】今日やったことの進捗に点数をつけるといいです。一日の総評という感じではなく、今日の午前中のこの作業はどうだったかとか、細かく確認することで、ドーパミンが出やすくなります。勉強でも、小テストでまあまあいい点を取れば、大事なテストでも、いい点を取りやすいですよね。そんな感じで、一つ一つできたことを評価すると、ドーパミンが出やすいということです。あなたは、ここまでは理解できたでしょうか?要点だけで構いませんので、わかっていただけたら嬉しいです。今回のお話しでは、一般的な話、目標達成とドーパミンについてお伝えしました。次回のお話しでは、これを、不安、パニックの行動療法に活かす方法を、わかりやすく書いていきます。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 元気に暮らしたいあなたへ【前編】