ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、Kさん(34歳 男性)が、ご自分の気持ちを、こう話してくれました。「もう治らないんじゃないかと絶望的な気持ちになってきました。」「俺は、何もできない男なんです。」Kさんはパニック障害を患って3年になります。以前は、スポーツマンで、海に山に年中駆け回っていたそうなんですね。なのに、今は外出もできない状態に、自己嫌悪のようです。セッションで決めた、認知行動療法のスケジュールも、なかなか進みません。そんな時に私は、「それは辛いでしょうけど、自分を責める必要はないですよ。Kさんは悪くないんですから。」「今の状態は、病気がそうさせているんだから。」「今のKさんは、本当の姿ではなく、心と体を調整しているところです。調整が終われば、大丈夫ですよ。」そのようにお話しましたら、少しホッとしたような感じなんですね。————————————このような気持ちでいるクライアントさんはたくさんいらっしゃます。これは、専門的には”Overgeneralization不当な一般化”と、言います。例えば、自分は○○が一生できないのだと不当に一般化してしまうんですね。パニック障害は不治の病ではなく、「治りますよ。」と言っているにもかかわらずにです。冷静に考えてみれば、そんな風に思う必要はないとKさんもわかると思います。まあ、これも病気がさせていることかもしれませんね。だれでも、調子の悪い時は、気が滅入るものです。今パニック障害と闘っているなら落ち込んでも当然なんですね。なので、マイナスの考えにとらわれてしまっているときは、この、不当な一般化の話を思い出してください。そして、自分で自分に”「そんな風に思う必要はありますか?それを望んでいるんですか?」”と、問いかけて欲しいんですね。実は、こうやって問いかけることは立派な治療なんです。常に自分の心に問いかけて望ましい状態に修正していく習慣をつける。小手先のテクニックなんかよりも症状を改善させる素晴らしい方法なんですね。なので、あなたにもぜひ、やってほしいんですね。そして、習慣にして欲しいです。この習慣が身につくと、パニック障害の卒業がグッと近づいてきますよ。あなたも、これから良い習慣を身につけて未来を変えていきましょうね。パニック障害なんか、、、絶対に負けませんよ!!最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害の治療に絶望する必要はありません。