ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。前回の投稿で、依存症と回避行動が、“よく似た体のメカニズムで行われている“というお話をしました。あなたも、読んでいただけましたか?今回は、その対処法と根治療法についてお話ししたいと思います。依存症(回避行動)は、このようなパターンでおこなわれます。【トリガーの察知→行動→報酬】トリガーとは、報酬を期待させるきっかけです。パチンコだと、ストレスがかかったり、人からの誘い、いつも仕事終わりに行きたくなるなど、、、。回避行動だと、怖くなる場所、発作を思い出す状況、逃げると安堵する場所などですね。まずは、あなた自身のトリガーを知ることが大切です。対処法は、報酬への期待、渇望、衝動による動機付けを、行動できない仕組み、制約づくりです。小さな行動から、怖くなる場所に慣らしていって、徐々に克服の喜びを覚えていく。発作が起きても、私に連絡して、乗り越える経験を繰り返していくことなどです。同伴者のサポートを得て、安心して行動を繰り返すこともいいでしょう。パチンコだと、金銭や行動を誰かに管理してもらったり、ギャンブル依存克服の仲間と、自助グループでミーティングすることなどになります。根治療法は、トリガーの察知→行動→報酬のルーティーンを対処法で、ドンドン断ち切っていったら、次はドーパミンリセットを目指していきましょう。消費、回避行動を→創造的、建設的行動に置き換えるんですね。依存や回避の衝動は、時間がたてば、徐々に収まっていきます。依存衝動も、発作や恐怖も、10分も経てば収まってきます。そのため、時間が経って、落ち着いてきたら、何か別の、建設的なことに置き換える。不安発作が起きたら、ウォーキングするとか、呼吸を整えるとか、身体を動かすなど、あなたに合った何かが必ずあるはずです。それを繰り返していくと、トリガーによるドーパミンの分泌がリセットされて、建設的な行動によって、ドーパミンが分泌されるようになってくるんですね。要するに、“回避した時より、建設的な行動をしたときのほうがドーパミンが出るようになる”と、言うことです。いかがですか?今日のお話は、理屈っぽくてわかりにくかったかな?と、思っています。質問があれば、いつでもお問い合わせしてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 あなたも依存症?克服編