ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、セッションでクライアントのCさん(37歳 女性)が、いきなりこう言って泣き出してしまいました。「どうして、私が苦しんでいることをわかってもらえないんだろう。」Cさんは、パニック障害で外出ができませんでした。でも、今は旅行にも行けたり、とても回復しています。回復はしているのですが、楽しく行けるときと、あまり楽しめない時があるんですね。なので、楽しめないと残念に思って、「いつまで苦しめばいいんだろう。」と、落ち込んでしまいます。あなたも、その気持ちわかりますよね。セッションでヒアリングをしてみると、そのカギとなるのは、Cさんの感受性の高さにあると思いました。感情的反応性、高度な感受性を持っているために、共感力が高く、感情移入しやすいんですね。なので、「今まで、パニックで家族に迷惑をかけてきた。」「だから、家族に楽しんでほしい。」そんな思いが、とても強いんです。本当に心優しい方なんですね。でも、その共感力の高さが、「わかってもらえない。」に、なってつらくなる時があるんです。Cさんは、相手の気持ちを察知できるため、“気配り”“心配り”“段取り上手”です。でも、パニック障害でもあるので、回復してきたとはいえ、気を使うべきところはもちろんあります。でも、元気になってくると、周りの人が、「もう、大丈夫じゃないの?」と、安心しきってしまいます。Cさんのように、共感力がないために、Cさんのつらさがわからないんですね。Cさんは、感じるので、感じない人の気持ちがわからず、疎外感を持ってしまいがちです。私はCさんに、「共感力が高いのは、ある意味、特殊能力で、他の人はわからないだけです。」「なので、悪気はないんですよ。」そんなお話をしています。共感力が高い人は、感情移入しやすいんですね。他者との境界を持てない時があって、過剰同調性のために自身と他者との問題を、自身の問題として同一しやすい面もあるんです。でも、そこを理解して、生活していけば、“感受性、共感力の高さは、才能”だと思います。あなたも、そう思いません?丈夫で強い人よりも、繊細で感受性の高い人が優位な時代が、もう来ています。時代はあなたを待っているかもしれませんよ。^^最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 わかってもらえないって苦しいですよね。