ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。以前の投稿で、パチンコ依存症のお話をしましたが、その、対処法と根治療法をお話ししようと思います。実は、依存症の克服と、パニック障害などの回避行動は、メカニズムがよく似た部分があるんですね。なぜならば、回避することで、安堵感などの快楽を得ているから、“回避がやめられない”からなんです。快楽にとらわれている依存症と同じならば、学ぶべきことがあると思います。ぜひ、読んでくださいね。————————–依存症にはドーパミンが、深く関係しているのですが、ドーパミンとは快楽物質と、言われていますが、それはいつ出るのでしょうか。意外なことに、報酬を得た時だけではありません。※報酬とは、ギャンブルなら、それを行った時という意味です。期待、渇望、動機付けのホルモンと言われていて、報酬を得る前から、出てしまうんですね。それがいつ出るようになるのかは、パチンコを始めたばかりと、依存になった時で違うんです。パチンコなら始めたばかりと、依存症になった後ではドーパミンの働きが異なります。これが厄介なところで、最初はパチンコをやった時に、ドーパミンが最も出て、快楽状態になります。依存状態になると、パチンコをやることを想像したり、勝つことをイメージしたりすると、ドーパミンが最も出て、同じように快楽を得られるようになります。要するに、パチンコをやることを予期しただけで、ドーパミンが出るために、その期待から行動を制御できなくなることが依存なんですね。これをパニック障害にたとえてみましょう。パニック発作を怖がって、電車に乗れない人が、乗ろうとします。でも、怖さに負けて乗らずに帰ってきたときに、何とも言えない安堵感を感じたとします。この時にドーパミンが出ていると思われます。そして、この安堵感が忘れられずに、次、電車に乗ろうとするときに、回避しやすくなってしまいます。あなたは、このような経験はありませんか?あっても、当然だと思います。では、次の投稿では、この克服についてお話ししたいと思います。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 あなたも依存症?