ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私は、セッションでたくさんの方と、お話をしますが、心の病の原因の中で、とても大きなものが、親からの影響です。要するに、“親からどう育てられたか“が、発症の遠因だと思うんですね。いろんなケースがありますが、過度な管理束縛や、人格否定を受けた方は、とても多く、それは本当につらかったと思います。心が病んでも仕方がありませんよね。そんなつらい思いをしても、本人は、「親の言う通りだ。」もしくは、「自分が悪い。」と、親の言うことを鵜呑みにしてしまうんですね。そういう場合は、一度、“親から受けた誤ったプログラムをリセットする”必要があります。全てを鵜呑みにするのではなくて、客観的に見て、良い悪いで取捨選択することで、症状の遠因を知り、自己肯定感を上げていきます。ここで、大切なのは、“事実は事実として受け入れ、決して、悪者探しにならないこと。“原因が親だとわかったからと言って、悪者にするということは、自分が被害者意識を持つことになってしまいます。そうすると、恨みの感情になりますので、余計な執着を生むことになり、“被害者から抜けにくく余計ストレスになります。“なので、「○○と言われてきて、自分が悪いと思っていたけど、そうじゃないんだな。」など、“具体的にされてきたことを取捨選択しましょう。“そうして、子供のころ間違ってつけられた、刷り込み教育を手放すことで、心の負荷を減らしていくことは、とても大切です。今までの常識を手放すわけですから、簡単ではないかもしれません。でも、治療を通じてより幸せに。のちの人生に、とても良い影響を与えるので、何度でも気づいて、繰り返し、繰り返し、修正していってほしいんです。大変ですが、あなたにも、気になることがありましたら、客観的に親の教育を見てみてください。——————————私も小さな子供のころ、父からDVまがいのことをされてきました。「どうしてあんなことしたんだろう。」「しないでくれたら、今頃は、もっと楽に生きられただろうな。」そう思った時期もありました。でも、そんな父のもとに産まれたのは偶然ではありません。それに、今は、「父も父なりの考えで、一生懸命だったんだろう。」「父もそうやって親に育てられたんだろうから、仕方がないな。」そんな風に思っています。それに、うれしいこともしてくれましたしね。感謝しています。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 誤った親の刷り込みを手放す方法