ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。あなたは、不安やパニックでできなくなってしまったことにチャレンジしていらっしゃいますか?でも、そんなチャレンジの毎日に、「なんだかもう、頑張るのが辛いなぁ。」なんてくじけそうになるときはありませんか?今日は、そんな時の気持ちの切り替え方と、実践のコツについてお話ししたいと思います。あなたも、ぜひ読んで実践してみてくださいね。——————————がんばりたくても、なぜか気力が出ない。とてもつらいですよね。では、なぜそうなるのでしょうか。それは、ゴールがとても遠く感じて、“今やっていることに喜びや充実感がないから“ではないでしょうか。多くの心の病は、脳がストレスなどで、誤作動を起こして発症すると言われています。そんな疲れている脳に対して、がんばり続けることを要求しても、喜びを得られないと、脳が拒絶するわけです。そんな状態では、頑張れなくても当然かもしれません。心も体も疲れてしまいますよね。では、そんな時はどうしたら良いのでしょうか?まず、気力が出ない時、多くの場合は、“遠い先のゴールを見すぎている”と言うことがあります。遠い先のゴール=最終ゴールですから、当然現状よりもハードルが高いはずです。そこを目指すのはとても良いことですが、症状を改善するために、一足飛びにそこにたどり着くのは無理があります。でも、最終ゴールばかり見ていると、そこにたどり着くまで、喜びや充実感は得にくく、脳が喜びを感じないんですね。だから、疲れて脳がやる気の出るホルモン、テストステロンやドーパミンを出さなくなります。だから、「なんだか頑張れないわ」という状態になるんですね。では、どうしたらいいのでしょうか。——————————–最終ゴールを設定したら、逆算して計画を立てていき、後はもうそこを見ないようにして、今日やることに集中してください。もちろん、計画の立て方は小さく緩やかなペースにしてくださいね。そして、小さな階段に集中し、1つやったら、「今日も、できるだけの事はやったわ。お疲れ様。」と、“自分自身にねぎらいの言葉をかけてあげてください。そうすると、脳も小さな達成感を感じるようになり、だんだん積極性や、ストレス耐性も生まれてきます。このように、同じ実践をするにしてもどこにフォーカスをするのか、どのように進めていくのかで継続力が変わってきます。不安障害は体が鉛のように重く、やる気が出なくなると言う厄介な症状もあります。なので、頑張れないという、つらい思いを、何度も味わっているかもしれません。でも、脳の特性を理解し、無理なく実践していけば、必ず改善していく病気でもあります。あなたはどうですか?できない自分を責めたり、悲観したりした事はありませんか?それはあなたが悪いわけではありません。体の仕組みとしてそうなっているだけです。なので、正しく自分の状態、体を理解し、適切な治療方法で進めば大丈夫ですよ。がんばりが効かない時はひと休み。休息も大切な治療法です。そして少し元気になったら、今にフォーカスしてユルユルやっていきましょう。小さな1歩が、大きな変化を起こし、あなたの望む未来を引き寄せますよ。応援していますね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 頑張りたくても、頑張れないあなたへ