ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、私の遠い親戚のKさんに会ってきました。年齢は、私と同じで1966年生まれ。今は、障害者施設で、元気に暮らしています。Kさんは、出産時の医療事故で脳性まひになってしまいました。なので、話すことも、手足を動かすことも、ほとんどできません。もちろん、トイレすら自分でいくことが出来ません。でも、人の話すことは、理解できます。言葉にならない言葉と、麻痺した手足で一生懸命話してくれるKさん。うまく伝えることはできませんが、なんとなく、「今、こう言いたいのかな。」「こうしたいのかな。」伝わってくることがあるんですね。私が感じるのは、“ありがとうございます。”“一生懸命笑おうとしている。”この二つは、明らかに感じます。よく人生は、魂の修行だといいますが、Kさんの修行は、「とてもすごいテーマをもって、この世に生まれてきたんだな。」と思います。輪廻するとするならば、もしかすると、二回分の人生の修行を、一回で終わらせる、真のチャレンジャーかもしれません。そう思うと、逆境に苦しんでいる人は、かわいそうな人ではなくて、“尊敬するべき人”では、ないでしょうか。もちろん、心の病に苦しんでいるあなたも、そうだと思っていますよ。人はつらい時に、つい人生の被害者になってしまいます。もちろん、私もそうなる時もあるんですね。つらいことを乗り越えて成長しても、また、くじけそうになるような出来事は、生きている限り、続くと思います。なぜならば、生きている限り成長は続くから、、、。そんな時は、嫌になる時もあっていいと思うんですね。でも、それは自然の法則なので、逃げることが出来るなら、自分が変わるしかない。生きているから、いつかは前を向いて生きたい、、、。私は、Kさんを励ましに来たつもりでしたが、勇気をもらった気持ちになりました。いつも、“感謝”と、“笑顔”を持とうしているKさん。玄関まで来てくれて、クシャクシャな笑顔と、不自由な手を振って見送ってくれました。Kさん、ありがとうございます。また会いに来ますね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 障害のある人生って何だろう?