ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私がクライアントさんにお伝えしている治療法は、いわば、“横井式認知行動療法”です。心の病で、出来なくなったことを、克服するために苦手なことにチャレンジしたり、思考を適正化したりする、私流の方法なんですね。実は、精神疾患の投薬治療に反対しているある方とお話ししたことがあるのですが、「認知行動療法は、改善率が低い。」と、おっしゃっていました。“横井式”では、全く改善しなかった方は、3%しかいないので、そんなことはないのですが、「どんなケースが、改善しないのかな。」と、思ってその方と一緒に、過去の事例を検証してみました。今日は、そんなお話しです。——————————–どんなケースが改善しないかというよりは、まず、逆にどんなケースが改善したのかを考えてみました。状況や環境は人それぞれで、その違いを言い出したら、切りがありません。では、クライアントさんが、どうすれば、改善しやすかったのかというと、“何かを責めずに、あきらめなかった。”こうすれば、改善は進んでいくことがわかりました。人は、自分の思うようにいかないと、何かを責めたがる生き物です。それは時として、人や状況や、環境だったりするんですね。あと、クライアントさんが一番責めるパターンが多いのは、“自分自身”です。今まで普通に出来ていたことが、出来なくなる、、、。うつ、パニック障害、みんなそうですよね。なので、自分を責めやすいです。あなたも、そんな経験していませんか?でも、それは、全て心の病がさせていることです。そこを理解して、自分を責めることを止めるべきなんですね。自分を責める=自分の心に負荷を与えている。これは、心の病を進行させる最も悪いストレスです。「今まで出来ていたのに出来ない。」「こんな簡単なことが出来ないなんて。」「いつになったら、出来るんだろう。」あなたも、こんなことを考えて自分を責めたことってありませんか?でも、こう考えて、何かプラスになることって、ありましたか?だって、出来ないから、病気なんですから。その治療のために、努力しているのに、その足を引っ張る必要はありませんよね。なので、“余計なことは考えないで、淡々とやり続ける。”これだけです。あなたは、「それが、難しいんですよね。」そう思いましたか。確かに難しいかもしれません。余計なことを、考えないようにすると、難しく感じると思います。いろいろ考えてもいいんです。良くない考えが浮かんだら、ちゃんと打ち消しましょう。「いや、そんなことはない。」「大丈夫だ。」そんな言葉で修正すればいいんです。———————————–今回の調査で分かったのは、きちんと認知(考え方)の適正を行わないで、行動の部分(苦手なことに行くこと)ばかりに、必死になっていることが、うまくいかない原因だということもわかりました。あなたも、“思考は行動に影響する“忘れずに実践していきましょうね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 認知行動療法は治らない!?