ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私は、名古屋市に住んでいます。お酒は大好きなので、ちょいちょい飲みに行きます。(昔よりは激減しましたよ^^。)いわゆる繁華街の中でも、夜の飲み屋街は、中区錦三丁目などに集中しているのですが、私の古い友人が、この街で何人も働いています。中には、オカマやオナベの友達も結構いたりするんですね。特にオナベ(女だけど、心は男)は、親友がたくさんいます。付き合っていると感じることが、オナベの人は特に、“自分にも、人にも優しい”そんな風に感じるんですね。オナベの人は、物心ついた時から、“女性なのに、女性が好き”と、自然に思ってしまう。なので、自分は普通なのに、人からは、「あいつはおかしい。」と、ののしられるわけです。病名でいうと、【性同一性障害】になります。多くの精神疾患と同じように、理解されることが難しくて、親からも見放された人も少なくないです。そんなつらい経験を経て、強く生きているせいか、みんなに優しいです。そんな姿を見ていると、とても大切な言葉を思い出します。“多様な価値観を受け入れて生きる”これが正しい。こうじゃなければ、いけない。こうあるべきだ。「そんなことよりも、相手一人一人の価値観を受け入れてみようよ。」そうすることで、見えること、感じることが、たくさんあると思うんですね。私は、セッションで夫婦仲の相談も良く伺いますが、相手の価値観を受け入れられなくて、もめていることがとても多いです。本当に価値観が違うならば、新しい道を決断すればいいと思いますが。「ちょっと歩み寄って受け入れればいいのにな~」なんて思うことがよくあります。オナベの友人はよく言います。「だって、自分は自分だし、でも、相手は相手なんだから、どっちも大事じゃない?」「どっちが良いとか、悪いとかないじゃない。」きちんと両方のことを思いやって、お互いに納得できるようにしていくこと。これが大切だと思いません?人に散々馬鹿にされたり、世間にあらがって頑張って生きてきた、“性同一性障害の親友達”私の自慢の友達です。——————————-あなたは、ご自分の価値観を押し付けるほうですか?受け入れられるほうですか?私はどちらも大切だと思います。でも、バランスが大切なんですね。我執はいらないし、迎合も自分とは違いますよね。ならば、バランスよく、“心の針は真っすぐに”これを心がけていきましょう。あなたは、心の病になったことで、人よりも、人の痛みを知ることができたわけです。人の痛みを理解できた人は、強さも優しさも持っています。「え~っ、そんなことないですよ。」と言われそうですが、事実、そう思ってセッションで接しています。あなたも、強く優しい存在です。これからも、自分にも、人にもおおらかな気持ちで接してくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
|
---|
不安・パニック障害 おおらかに生きる一つのヒント