ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私は、セッションで、「調子はどうですか?」と、お尋ねします。そんな時、調子よさそうだと、「良かったですね。」と、言うのですが、「でも、○○していた時、不安になりました。」と、いう感じで、付け加えるようにおっしゃる方がいらっしゃいます。でも、詳しくお話を聞くと、「それ、不安になっても普通だよな。」なんて、思うことが少なくありません。あなたも、その気持ちわかりますか?今日は、正しく不安になるためのコントロール法をお話ししますね。———————————-では、なぜそうなるかというと、二つ理由があると思うんですね。一つ目は、症状によって、常に不安になっているので、不安を探す癖がついていること。二つ目は、予期不安がつらかったために、不安を消し去ってしまおうと思っていること。もしかすると、「不安になってはいけない。」と、思い込んでいるのかもしれませんね。私はよく、「不安は、とても大切な感情の一つですよ。」と、お話ししています。不安とは、いわば、生き残るための安全装置です。無茶ばかりしていては、命の危険にさらされてしまいますし、不安になったほうが、パフォーマンスが上がる場合もあります。でも、その安全装置が、症状によって効きすぎるようになってしまった状態が、症状なんですね。その効きすぎている部分が、余計な不安感というわけです。効きすぎているから、起こってもいないのに、起きると決めつけたりしてしまう。要は、全て想像の産物でしかないのに、怖がってしまうんですね。では、この安全装置を、正常に機能させる方法をお伝えしますね。それは、“不安を現実と思い込みに分けること。”です。例えば、勉強していない人が、「試験落ちるかも。」と、思うことは現実ですよね。ならば、勉強すればいいだけです。ちゃんと勉強しているなら、心配していないで、寝たほうがいいわけです。不安というものは放置しておくと、グルグル思考を駆け巡って、大きくなって暴走しだします。そうなる前に、“不安を現実と思い込みに分けること。”これをやっていると、不安になった時も、グルグルしないで切ることが出来るんですね。良いトレーニングなので、あなたも、ぜひ、やってみてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 正しく不安になる方法とは!?