ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、クライアントのWさん(55歳 女性)から、久しぶりに連絡がありました。「先生、またセッションを始めたいんですけど。」Wさんは、パニック障害でスタートは外出できない状態でしたが、セッションを受けて、買い物や銀行など、普通に用事は出来るようになったんですね。今回お話しするのは、4年ぶりぐらいになります。実は、Wさんのような、再スタートの方も少なくありません。セッションをはっきりした形で、卒業する方は、50%ぐらいなんですね。あとの20%の方は、元気になっても定期的にお話がしている方。残りの30%の方が、不自由はなくなったんで、なんとなく卒業した方。そんな感じです。あなたは、ちょっと意外でしたか?「ダラダラしちゃってすいません。」そうおっしゃるWさん。「また、無理なくやっていきましょう。休みながらでも大丈夫ですよ。」「先生が前と変わらないので、ちょっと気持ちが楽になりました。」少し照れ臭そうにおっしゃるWさんでした。^^———————————いつどんなことになろうとも、私からセッションを打ち切ることは、これまでも、これからもありません。(幸い、一方的に打ち切られたこともありません。)なので、いつも扉は開いていて、ウェルカムなんですね。治療に必要なのは、“動機とタイミング”です。状況や環境が整い、あなたが、「やってみようかな。」そう思う時に、一歩踏み出せば大丈夫なんです。子供の行事に参加したいママや、仕事に復帰したい方は、目的を明確にして、期日を決めて治療のプログラムを組む時もあります。でも、「この辛い生活から、抜け出したい。」こんな漠然とした感じの方も多いです。後者の方は、日常のつらさや、不自由をコツコツ解消していく感じになりますので、おおむね良くなったら、お休みでも、卒業でも大丈夫なんですね。“無理なく、ちょっと頑張ることを大切に、なるべく楽しみながら。”改善の道は人それぞれでいいんです。マイペースでこれからも頑張っていきましょうね。
最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 治療のゴールは人それぞれ