ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのEさん(33歳 女性)は、人と会うことが苦手でした。でも、よく知っているママ友なら大丈夫なので、一緒にお茶を飲みながら、おしゃべりすることが楽しみでした。そんな調子で、だんだん人と会うことに、苦手意識がなくなって来た頃、こんな悩みを話してくれたんですね。「最近、いつものママ友達と会いたくないんです。」特に喧嘩したわけではないらしいですが、、、。こういう場合は、症状によるものなのか、別の理由があるのか、よく見極めないといけないんですが、結論からお話しすると、私は、この場合は、「会いたくなければ、会わなくていいですよ。」と、お伝えしました。詳しく聞いてみると、そのママ友達は、ちょっと人の悪口が好きな面があって、幼稚園や先生、ほかのママ友グループのことを、いろいろ言うんですね。Eさんも以前は、何も感じなかったけど、最近は、苦痛になってきたそうなんです。実は、このようなことは、症状の改善が進んでくると、よくあることなんですね。症状が改善していない、不安にとらわれているときは、ネガティブな人が好きだった。でも、症状も改善して、気持ちが明るくなってくると、ネガティブが苦手になってきて、人間関係や出来事も良いものに変わってくる。こんなことは、よくあることなんですね。Eさんに、そうお伝えすると、「パニックが治ってくると、こんなこともあるんですね。もう、無理に付き合うのは止めにします。」明るくおっしゃってくださいました。人間関係は、その人の写し鏡だと言います。Eさんは、ネガティブ卒業だったんですね。——————————人付き合いは大切ですが、自分の状態や成長に応じて変化してくるのが当然だと思います。そこは、素直な自分の気持ちに従った方がいいんですね。あなたも、元気になれば、それに合った素晴らしい人間関係が待っています。そんな新しい世界を楽しみにしながら、心の病と向き合ってみることもいいと思いますよ。“治療を通じて、より幸せに。”あなたのことを応援していますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 改善傾向の副産物とは!?