ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

私のセッションを受ける方の多くは、

最初は、引きこもりの状態の方が

ほとんどです。

そのせいか、疲れやすく

体力が落ちている状態の人が

珍しくありません。

緊張しやすいので、

体がこわばっていて、

疲れやすいともいえるんですね。

あなたはどうですか?

クライアントのYさん(38歳女性)も、

最初は引きこもりでしたが、

外出ができるようになり、

さらに体力をつけたいと

思うようになりました。

「先生、運動するなら、

何がオススメですか?」

こんな時、私は定番の

ウォーキング推しなんですね。

早速やってみたYさんは、

少しずつ距離を伸ばしていき、

歩くスピードも速くしていきました。

「朝のウォーキング、

とても楽しいです。」

頑張って続けていた、

そんなある日、坂道を早足で

登っていると、

少し動悸がして、

怖くなってしまいました。

「先生、動悸がしたので、

怖くて家に引き返して

しまいました。」

「ウォーキングは

もうやめたほうが良いでしょうか?」

少しがっかりしている様子のYさん。

「ここまで頑張ってきたのに、、、」

と、元気がありません。

結論から言うと、

私はウォーキングを

継続するようにお話しをしました。

なぜならば、まず、Yさんは、

病院で循環器の検査を

ちゃんと受けて異状ないことが

わかっています。

ならば、坂道を早足で

上っているときに

動悸がするのは、

特におかしなことではなく、

発作の前兆でもないと思ったからです。

運動していた時に、

たまたま動悸がしただけ。

と思うんですね。

「気になるようでしたら、

もう少しペースを落としたら

いかがでしょうか。」

「そうですね。

でも、運動してるんだから

動悸ぐらいしますよね。」

「あまり気にせずがんばります。」

気を取り直してウォーキングを

続けることにしたYさん。

ちゃんと体力がついて、

もっと運動を楽しめるように

なりますよ。^^

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クライアントさんの多くは、

体調の変化を常に気にしています。

なので、とても敏感に

反応してしまいます。

特に動悸が激しくなることは、

パニック発作でもよくあるので、過

剰反応しやすいです。

あなたも、

そういう時はありませんか?

まずは、きちんと検査。

無事ならば、

過剰反応は、発作を

誘発する要因にもなりかねません。

動悸を怖がるあまりに、

脳にストレスがかかり

誤作動を起こすので、

本当に発作を引き起こしてしまう。

そういう場合、

動悸を起こしているのは

自分自身と言うことになるんですね。

“全ての体調の変化を

発作と結びつけない。“

ここは気をつけていただきたい

ポイントなんですね。

どんなに健康な人でも、

体はいつも絶好調とは限りません。

良い時、悪い時、

常に変化しているものなんですね。

悪い時があっても、それなりに

暮らしているだけです。

体調の変化に

とらわれそうになったら、

一旦立ち止まって、休んでみる。

すると、落ち着いてきて、

自分を取り戻すことができますよ。

あなたも、調子が悪い時も、

「まぁこんな時もあるわ」

くらい気楽に構えてくださいね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!