ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、初回セッションの時に、クライアントのSさん(33歳 女性)は、こうおっしゃいました。「とてもわかりやすく説明してくれてありがとうございます。」「今までの行動療法が、うまくいかなかった理由がわかりました。」「結構なトラウマになっています。」Sさんは、元看護士さんです。今は、パニック障害になったので、病院を退職しています。最初は、心療内科で投薬治療を受けていましたが、効果が薄れてきたので、臨床心理士と行動療法をやっていました。その時が、辛かったようで、「ちゃんと計画通りやってくださいね。」「辛くても逃げたらだめですよ。」出来なかったというと、「やるだけじゃないですか。」と、冷たく言われて、病院に行くことが怖くなってしまったそうです。パニック障害の治療は、“治す=慣れる”と、言ってもいいでしょう。なので、怖くてできなくなったことに、チャレンジすることは大切です。でも、余計に怖い思いをすると、逆効果なんですね。こんなことは、普通に考えればわかると思いますが、病院で行なう行動療法は、まるで訓練のようです。あなたも、そう思いません?無理な行動療法の計画は、—————————–恐怖が根づくだけで、慣れることはありません。—————————–ぜひ、あなたも適切な強度で行なってくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 認知行動療法うまく実践する秘訣